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カテゴリ:さ行-作家
出版社: 新潮社 (2008/12/20) 佐々木さんの小説を何冊か読んでいますが、ひとつ気になる言い回しがあります。 「~~連れていくわけには」 「~~連れてゆくわけには」 「ゆ」が出てくると気になっちゃってね・・・。 と思うのは自分だけでしょうか。 .......................................... 25年間の警察官人生の中で初めての駐在所勤務となった川久保巡査部長。 妻と女子高生2人を残しての単身赴任。 その警察官が本来首を突っ込んではいけない事件を独自に調査したり、地元の名士に協力を仰いだりしながら事件を究明していく短編集。 ●逸脱 17歳の男子高校生が帰ってこない、と母親から連絡が入る。ヘルメットがなくなっているという。 男の子だし、どこかふらついているのだろうと、様子を見るよう言ったが、2日経っても戻らない。 やがてバイクが転倒し即死した事故がその高校生だと分かる。 現場の状況からこれは事故ではないと川久保巡査部長は判断したのだが、それを聞き入れてもらえず・・・。 ●遺恨 放し飼いにされていた犬が、散弾銃で頭部を撃たれ、無残な姿で発見された。 ハンターが獲物を獲れなかった腹いせにやったのか・・・。 殺人でも起きなければいいが、と川久保巡査部長が思っていた矢先、牧場の主人が殺されてしまった。やはり顔が潰されていた。 牧場を手伝っていた中国人研修生3人の行方が分からなくっており・・・。 ●割れガラス 粗暴な少年達が恐喝をしているところを止めに入った前科一犯の大工。 脅されていた少年は義父からの虐待を受けていた。 ●感知器 連続放火事件が発生。一晩で2件という日もあった。 合併問題でのいざこざが原因なのか・・・。 ●仮装祭 13年前の仮装盆踊り大会の日に少女が失踪。いまだ解決していない。 町民が非協力的だった事情があった。 そして、またしても仮装盆踊り大会中に少女が消えた。 13年前の事件と関係があるのか・・・。 .......................................... 制服捜査 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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