My Secret Room

2010/08/10(火)18:28

Twice a Week.....

超~私的戯言、じゃれ事(それでも、JAZZ)(275)

週に二度。。。 「週に二度、、なんだよぉ」、って、思っちゃった? う~~ん、勉強がたらんです。(大嘘) 好きなギターリストに1人にベルギー出身のフィリップ・カテリーンって、ちょっと個性的なギターがおります。 一応ジプシースィングを源流とし、ヤングジャンゴなんて言われているらしいのですが、わたし的にはさほどその辺は気にならず、独特の感性から繰り出されるフレーズは美しいなぁ、、って、感じです。そう、哀愁があるのねぇ。ええとね、はじめて、この王子さまに気がついたのはペデルセン&サムジョーンズのダブルベース、ってアルバム。 で、、今日のお題、「Twice a Week」という曲は彼のオリジナルのバラードです。 何とも幻想的な感じで、浮遊感もある哀愁たっぷり、抒情たっぷり、の曲です。 週に二度、、、、 何が二度?って、それはこの曲を聴けばわかるでしょう。(本当かナ) Step Of Threeのライブの時、予習復習(爆)で、カテリーンとチェットのアルバムを聴いてたんだけど、その後からカテリーン&トムハレルに移行して、、この曲が頭から離れなクなったのでした。。 わたくしてきツボのいい曲なのです。つうことで、今日も寄り道小径の一枚となりました。。 ★最近かけてたTwice a Week★ The Art of the Duo/Niels-Henning ?rsted Pedersen & Philip Catherine Niels-Henning ?rsted Pedersen (b),Philip Catherine (g) これは、ペデルセンの追悼の時にブログにあげました。ご存知超絶技巧派で名を馳せたペデルセン。。早過ぎるよねぇ。。 ギターがエフェクターをギ~~ンと効かせて?なんかシンセみたいな音で、幻想的な空間を作ると、テーマをボーイングで聴かせ、切なく訴えかけます。 弦と弦が重なってなす一体感は、単なる重なりではなく、溶け合うに等しくうっとりしてしまう。 ピチカートでのソロになっても、ギターフレーズにひけをとらない饒舌サ。 と、カテリーンのギターの歌い方美しさに心が奪われます。 でも、聴くのは時々。。 In Concert/Kenny Drew Trio Kenny Drew (b),Niels-Henning ?rsted Pedersen (b),Philip Catherine (g) これにドラムが加わったのでもTwice a Weekを演奏してるのですが、それは未だに手に入れてないの。 綺麗なジャケットなので、いつかレコードで、って思ってたら、今に至る。(笑) ケニードリューもペデルセンも日本でも人気のある人達なので、これでTwice a Weekを知ってる人が多いかも。 ここでも、ペデルセンがボーイングでテーマを弾きます。 ここでは、カテリーンは、スパニッシュギター風のアプローチでエキゾチックな感じ。 ドリューのピアノがスインギィーに鳴りだすと、一気に熱くなって来ます。 あまりいいピアノの音ではないと思うのですが(演奏でなくて、音ね)、演奏はええのです。 洗練されてる、特に、ギター巧いんだな。。 でも、聴くのは、、たまーーにです。 I Remember You/Philip Catherine Trio Philip Catherine (g),Tom Harrell (flh),Hein Van de Geyn (b) このアルバムには副題がついてる、 Dedicated to The Memory of Chet Baker カテリーンはチェットとの演奏も多かったですからね。 ここでのポイントはモチロントムハレル。そうです、端正に丁寧にテーマを吹くのはマイダーリンハレルさま。 これも、ギターがシンセみたいな音をギ~~ンと効かせて、幻想的な空間を作ると、、ふくよかなトーンで彼が宙を舞う。そのまわりに天使の花びらをまくようにカテリーンのギター。これは、美しすぎて失神ものです。はい。 この場では、ベースもあまり前に出ることなく、サウンドの輪郭を際だたせることに徹してる。 時折、入るカテリーンのスパニッシュ的なフレーズに誘われるように気持ちが高まる。 ハレルのソロ、カテリーン、ヘインと3人のソロは非常に歌心にあふれていて、わたし的にはこのヴァージョンが一番です。ちょっと、最後は演出過剰かな、って、気もしないでもないけど、1日繰り返し聴いてもいいくらい好き。 ちなみに、ベースのオリジナルのSoul Roleも素敵な曲です。いかにも、って、ハレル曲も2曲あるし、チェットの好きなスタンダードもあり、最後のカテリーンの曲もかっこええです。はい。 浮遊感と美しい空間を持つギターはいいなぁ。 と、フラフラと新潟のギター屋さんのファビオさまのサイトにいったら、先日の万代ジャズフェスの写真があがってました。 あれれ!藤井さまも一緒ではないですかぁ。イェ~~イ! 「左から ドラムのジョージ・エドワーズ、 私、 サックスの藤井政美、 ベースのサトシ・アズマ」 by Fabio (ファビオからのお知らせよりお写真等をいただきました。) 皆さま、素敵な笑顔ですねー。特に、ジョージさまがかわいすぎる。。 あ、、明日8/11(水)は三条のSATO'S BARでライブがある!行きたいな。。 お盆前で夜のお出かけは難しいな。。 つうことで、今日も背筋を伸ばして、誠意を持って生きていくために、ジョニースミスのソロギターをかけました。 The Man With The Blue Guitar/ Johnny Smith 素晴らしい天上の音楽を聴いて、わたしの中に無い気品、、それが一瞬生まれる瞬間を確かめてまーす。 絶対、持続しないけどぉ。(笑) んじゃ、退散♪

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