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静岡市の建築家 舞

静岡市の建築家 舞

Wiene

H14.11.22、ウィーン到着。あいにくの雨で荷物を持ち歩くのがいやなのでバスで郊外のホテルヒルトンへ。ガイドブックではホリディインになっているホテルなので最近ヒルトンに変わったようだ。チェックインし、夕食に創業は15世紀のウィーン最古のレストラン「グリーンヒューバイスル」へトラムと地下鉄を乗り継いで着く。トラムでは切符が電車内に販売機があり、最初に乗る時、チケット販売機が乗り場で見つからず、郊外で4時半なのに真っ暗、人通りも少なくうろうろしてしまった。レストランは建て込んだ街中にあり小さいがいかにもそれらしき赴きがあり、テーブルごとのブースに分かれ段差をつくり、くねくねと繋がっているようにし、テーブルまでアプローチの変化を工夫している。ここでも1千円少々でガイドブックで紹介されている名物料理を充分飲み食いできた。4人で別々のものを注文し、小皿で分け、ひととおり味わう。量が多いので3人分のメインと一人分のスープぐらいの方が量的にはピッタリ。チェコよりは高いが料理は洗練されている。
 中世そのままのプラハから、ロマネスク・ゴシック・ルネッサンス・バロック・ロココ・ゼツェッションと時代の流れが建築に残る大都市ウィーンに。雰囲気を味わっているうちに、そのまま影の中に埋もれてしまいそうなプラハから一転して、あそこも、あそこもとみるところが多く走り回ってしまう町だ。
 11月23日朝9時、郊外のホテルヒルトンからトラムで、出発。
建築家ならだれしもおとづれたいクンストハウス・フンデルトバッサーを3人の女性を引き連れ何とか外観だけ見、トラム・地下鉄を駆使してシュテファン大聖堂・オペラ座へ。 
 ヨーロッパ屈指の名画所有量の美術史博物館で歩き疲れ、美術品そのものの豪華な美しいホールで軽食をとる。
ゼツェッション・中央市場・マジョリカハウスと廻り最後はマリアテレジアのシュープルム宮殿のあきれるほどの豪華絢爛さを鑑賞し、美しい庭を歩く。前庭ではクリスマスの市が行われ、飾りつけを買いに人が集まり、クラシック楽団が入り、ちょっとしたお祭り。宮殿ではコンサートからダンスまであるのでぜひ参加してと丁寧に熱心に誘われる。服も持っていないからと辞退。最後に市庁舎前のクリスマス市とライトアップを見に行く。沢山の露天が出、市民で混雑。オペラ座にトラムでもどり、一皿いくらのセルフサービスの食道で地元民のマネをして皿に盛れるだけ盛って900円で夕食。
 刻印を打ったときから24時間有効なフリーパスを買い、地下鉄・トラム・バスを駆使し走り回った一日であった。終わってみれば私の見たいところは外観のみだが一応は回れた。一人旅行ならば中まで入り込んで探検しているところだが、回れただけでも女性たちに感謝。思ったより寒くはない。
Kunsthaus Stephansdom


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