2007/06/13(水)14:02
300
テーマタイトル、「映画館で観た映画」を選択したんですけど、映画館で観るべき映画というのが私の感想です。
「シン・シティ」のフランク・ミュラー原作ということで、かなり期待して観に行ったんだけど面白かった
内容は非常に分かりやすく、シンプル。
攻めてくるなら、倒すのみ。
ペルシア軍100万(実際は21万?)VSスパルタ軍300人。
一人で何人倒せば勝てるの?という、有得ない勝負。
こういうのに弱いんですよね。勝ち負けを超えて、戦わねばならない時が人にはあるよなぁ、と思っちゃう。
けど、あれれ?
私、世界史とってないんで詳しくないのですが、「民主主義」のために戦う!見たいなことを言ってましたが、たしか民主主義の本場はアテネでは?
スパルタンたちが頑張ってた時、アテネはどうしてたのよとちょっぴり疑問。
でもまぁ、そんなことは置いといて、この映画の面白さは映像でしょうね。
西洋絵画を思わせるようなセピア色の色彩に、印象的に映る赤いマント。
マッチョムキムキな男たちがパンツにマントという、もうちょっとなんか着たら体守れんじゃないの?と突っ込みたくなるような姿で暴れまわります。
一糸乱れぬ、統制の取れた戦い方や、まるで舞踏のような殺陣。
血しぶきはもちろん、首も手足もビュンビュン飛んでました。
なのに、こういうこと書くのもなんですが、躍動する肉体の美しさを感じてしまったのよねぇ
キャラがたってたのはペルシア王でしょうね。
いやー、キンキラキンの悪趣味ぶりにびっくり
ペルシアの精鋭部隊の変な銀色のマスクに、鎧も悪趣味。
観たからに悪役、って感じでしたねー。
どうなのさ、と思ったシーンはオラクルだっけ?巫女の女性の踊りのシーン。
おっさん、気持ち悪かった。
レオニダスと妃のセックスシーンは良かったなぁ。
あれがあったからこそ、セロンの行為の薄汚さが際立った感じ。
やっぱり、愛がないとね
ラスト、デヴィッド・ウェンハムが、一万のスパルタ兵士を従えて、再度の戦いに挑むシーンには素直に感動
2時間ほどの映画ですが、あっという間の2時間でした。
素直に面白かった。
好き嫌いの別れる映画なんだろーなー、とは思うけど、私は大満足!