https://www.facebook.com/photo?fbid=7573552406054772&set=a.154145194662234 【銀河系のプリンス地球】 13.月の誕生 地球の表面はだいぶ温度が下がってきていました。まだ完全に地球が固まりきってしまう前に外から刺激を与えて、月を生み出そうと私たちは思っていました。 月を生み出すくらいの大きさの「外からの刺激」とはなんだと思いますか? それはすい星の接近です。刺激するのにちょうどいいくらいのすい星の接近が必要なのです。すい星にもやはり神霊が宿っています。惑星のように決まった軌道を単調に回るよりは、ダイナミックに動くことを好む神霊が入っているのです。 ただし、むやみやたらに動き回るわけではありません。すい星の軌道は予想できるのです。地球にすい星が近づくときと場所は十分予想できていました。そのときにちょうどいい状態を迎えられるように、地球神霊たちは準備していたのでした。すい星が地球をかすめるように飛ぶことによって、その衝撃エネルギーを利用し、地球の内部から月を飛び出させようとしていました。 いよいよそのときを迎えようとしていました。 地球に正面衝突してしまうと地球自体が砕けてしまいます。地球にちょっと近づくだけでは衝撃が足りなくて、月を生み出せません。うまい具合にかすめる感じで飛んでほしいのです。それでも地球にとっては相当な衝撃です。地球はテラとガイアの肉体です。彼らにとっても痛くないはずはありません。それでも、その痛みが地球にとって必要であることを理解して、「受け入れましょう」と承諾してくれたのでした。 私はその瞬間、固唾を飲んで見守っていました。 「うまくいってほしい」と願っていました。 それは私だけではありません。 太陽系の惑星たちはもちろん、銀河系の他の仲間たちも、宇宙連合のスペース・エンジェルたちも同じ願いで見つめていました。 すい星が地球表面をかすめていった瞬間、ものすごいエネルギーが地球に加わりました。冷え始めていた地球の表面温度があっという間に上がり、地球全体が火だるまのようになりました。次の瞬間、勢いよく月が飛び出していきました。最初はヨロヨロとしていましたが、次第に地球の周りを回るようになりました。私たちは、地球の周りをクルクル回る月を見て、ほっと胸をなで下したものでした。 その後、それまで安定しなかった地球の地軸も安定しました。それまでは一日は約36時間でしたが、月を生み出したあとは24時間くらいになりました。月を出して小さくなった地球の自転が加速したためです。 月を生み出した代償は大きいものでした。 でも、それは最初からわかっていたことでした。 地表の生物はほとんど死に絶えました。 海の中に残った生物から進化のやり直しです。ただ、その前にすでに経験していたために今度はものすごいスピードで進化が加速します。現在の生物学者がとらえている進化はここから始まっています。 月を生み出し、本来あるべき姿になった地球は、太陽からの活動エネルギーの増幅は多くの生物たちの進化速度にも加速度をつけました。以前の段階まであっという間に追いつき、さらに多くの生命たちが生まれました。 まだまだ酸素も足りないし、気圧も不安定でしたが、月が無事生まれたことが、どんなに私たちを喜ばせたことか、あなた方にはとても想像できないことでしょう。 あなた方が夜なにげなく目にする月には、そんな秘められた過去があったのでした。 聖アントニウス(太陽意識) 『ガイア黎明 生きて意識ある地球はこうして生まれた』より 全文はこちらをご覧ください。 https://x.gd/u3yhq お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年06月17日 07時05分03秒
コメント(0) | コメントを書く
[地球の歴史 テラ様とガイア様 Terra and Gaia] カテゴリの最新記事
|