カテゴリ:アミ 小さな宇宙人
https://www.facebook.com/photo/?fbid=897702332405515&set=a.468494701992949 「ペドゥリート、いいかい。進歩した世界には宇宙親交というものが形成されているんだよ。すべての人はみんな、兄弟だし、友達なんだよ。誰も迷惑をかけないかぎり、われわれの行き来は、まったく自由に行われている。何の秘密もなければ禁止もない。戦争もなければ、暴力もない。暴力は未開文明に特有のもので、未開人の形成している社会の特徴なんだよ。 われわれの間には競争もなければ、誰も兄弟から抜き出ようなどといった野心を持っている人はいない。ただ、みな人生を健全に楽しむことだけを望んでいる。そして人々を愛しているから、われわれの最大の幸福は、人に奉仕し、援助すること、そして人の役に立っていると感じられることによって得られるんだ。みんな、平和に対するはっきりとした認識を持っていて、創造者を愛し、生命を与えてくれたことに感謝し、それを十分に満喫する。人生とはわれわれにとって科学がどんなに発達しようと、とても単純なものなんだよ。 もし、地球のひとが生きのびて、エゴイズムや人間不信を克服できたときにはすぐにでも、宇宙親交の仲間に入れてあげることができる。もしそれが実現すれば、人生はいままでのように生きのびるための、過酷で激しい生存競争から解放され、すべてのひとに幸福な生活がおとずれはじめるよ。そのときにはわれわれは、地球が平和で不正のない連合した世界になるために、必要なものをすべてあたえよう」 「アミ、とても美しくて、すばらしいことだね」 「だって、ほんとうのことだからね。真実だけが美しいんだよ。地球に帰ったら一冊の本を書きなさい。それがひとつの声となり、ひと粒の砂となり、第一歩となるためにね」 「じゃ、だれもぼくのこと信じないの?……」 「子どもたちと、子どものような心をもったひとたちは信じるよ。でも、たいていのおとなはおそろしいことだけが真実と思っている。物欲ばかりに目が行って、武器を崇拝したり、美しいものや真実などにはまったく興味がない。闇を光と思っている。人生の価値を完全にとりちがえているんだ。これらの人々は、きみが書く本にはぜんぜん興味をもたないよ。でも子どもたちは別だ。真実は美しくて平和だっていうことを知っているからね。彼らがきみを通して伝えたわれわれのメッセージを普及させることに貢献するだろう。われわれは、決められた枠の中で人類のために救助をする。地球のひとたちは、いま、自分じしんで努力しなければならないときを迎えているんだよ」 「じゃ、もし、地球のひとたちがぼくの言うことを、まったくとりあわなかったとしたら、地球は自滅してしまうの?」 「数千年前にしたのとおなじことを、しなければならなくなるかもね」 「すぐれた度数のひとだけを救出するの?」 「そのとおりだ、ペドゥリート」 「アミ小さな宇宙人」(エンリケ・バリオス著、石原彰二訳、徳間書店)、「第10章 宇宙親交と救済計画」より お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年08月26日 07時05分04秒
コメント(0) | コメントを書く
[アミ 小さな宇宙人] カテゴリの最新記事
|