My おデブCat なつ☆

何の予習もせず、「ウォーロード　男たちの誓い」を
観てきました。

同じ戦国時代ものでも「レッドクリフ」とは大違い！

そして諸葛孔明を演じた金城武、今回は、肉弾戦も
厭わない盗賊あがりの熱血戦士役です。

アクション監督が、リアルな戦争を描くと言っただけ
あり、ワイヤー･アクションも超人的妙技もなし。
これと比べると、「レッドクリフ」の戦闘シーンが、
なんと華麗で魅せるアクションに徹していたことか！
血と暴力が超苦手な私には、「ウォーロード」の
戦闘シーンは、ほんと、きつかったです

非情な場面が多いのもまたきつかった・・・
時に、そうならざるえない者の心情に胸が痛んだり、
また時に、大義名分をかざしながらも、結局は自分の
名誉欲のためじゃないの？！と腹立たしく思ったり。

ここでは勧善懲悪など、しょせんは夢物語。
それだけに、義兄弟の契りを交わした3人のそれぞれ
の葛藤や心の痛みが伝わってきます。

金城武演じるウーヤンだって、非情なときは非情
なのです でも、それも彼の純粋さゆえ・・・

全編、暗く、わずかな笑えるシーンもなく、非情で、
救いようのない重たさの中、私にとって唯一の癒し
は、やはりウーヤン金城武の、子犬のような、
純な瞳だったのでした。

【追記】
3週連続の限定サイン入りポストカードのプレゼント、
私が観た2週目の昨日はアンディ･ラウでした。最後
3週目5月23日は金城武だそうです！
（初日はもちろんジェット･リー）