実は昨日の観劇で。
昨日、ワタクシ体調が思わしくなく、観劇中に何度か腹痛に襲われました。やばい、終演までもつかしら。とどきどきしながら観劇。 幕間までは何とか持ったので、お手洗いに行ったのですが、すっきりしないまま休憩時間を終了。 祈りながら二幕目に突入。時折襲う腹痛。痛みの度合いは徐々に深くなります。どうしようもなくなったら、申し訳ないけど席を立とうと思っていると、好きなシーンがやってきます。 ああ、ルドルフの件は見逃せない……、「夜のボート」が始まったらラストまでもうすぐ、なんとか……。 そして「悪夢」、おなかの中も悪夢な感じで。 トート閣下にルキーニが呼ばれナイフを手に。 ルキーニはエリザベートの胸にナイフを突き立て……。 ようやくエリザベートがトート閣下と結ばれるクライマックス、ワタクシのおなかもクライマックス。そっちに気を取られて舞台に集中できない。 幕が下りる頃、おなかはなんとか大人しくなりました。 良かった、無事観劇終了。 そんなわけでワタクシ放心しておりましたので、カーテンコールでなかなか立ち上がることができませんでした。最前列だったのに。 3回目のカーテンコールでようやく立てたのですが、その時の石川さんの満足げな表情が忘れられません。本当はすぐにでも立ちたかったのですが、おなかがそれを許さなかったのです。 ごめんなさい。 武田トートと朝海エリザは最後のカーテンコールでいっぱい手を振ってくれました。