ながまりのときどき日記

　　『ひとまず走れ！』『インファナル・アフェア3』『オオカミの誘惑』『ZOO』『リンダリンダ』・・・などの予告があってから、映画は始まったんですが・・・最初のシーンから、はっきり言って「暗い」。

　　大体のストーリーは知ってたんですが、最後がどうなるかは勿論知りません。それでも、雰囲気からして「暗い」。

　　結局、最後まで暗くって、もうどうしようもない、救いようがない、ミゾオチの辺りがムズムズするような不快感をともなったまま、終わります。

　　日記の最後にネタバレしちゃうかな～。ネタバレを見たい人はそのまま。映画を見たい人は、この辺で止めといて下さい。

　　で、2本目に『香港国際警察』を見るつもりだったのに、上映時間前に劇場に行ったら、満席。あぁ・・・やられた！ナビオTOHOプレックスは全席予約制だから、大阪に着いたら先にチケット買いに行くべきだった～～～。20時からの上映まで待てなかったので、見るの諦めました。
　　次の機会に。

　　『復讐者に～～～』を見始めてすぐ、「気分が滅入るぅ(>_<)　早くポリスストーリー見たいぞぉぉぉ」と思ったのに・・・

　　で、26日の土曜日公開で、見る予定の前売券を買って帰ってきました。









　　ぺ・ドゥナちゃん、『リンダリンダ』の予告で高校生だったのに・・・誘拐そそのかすいけない子。しかも・・・この映画R-18指定なんじゃないかな？脱いでるし。カン・ヘジョちゃんの時もビックリしたけど。

　　シン・ハギュン氏は、一言もセリフがないのに、違和感なくって。

　　この2人のベッドシーンを見て「私生活とごっちゃにならない？」と思ったのは私だけだろうな～。

　　ソン・ガンホ氏もやり場のない怒りを、誘拐犯に向けて発するし、そこに情報提供する刑事の娘が重い病気で移植が必要（お金が要るから、情報と引き換え）・・・暗い方へ暗い方へ流れていくんですよね。

　　最初のシーンで。ハギュン氏とその姉は壁の薄い部屋に住んでいて、お姉さんが苦痛に悲鳴を上げて喘いでいるのを、隣の部屋の若い男性住人は別の事で悲鳴を上げている…と思い込んで、聞き耳立てて楽しんでいる。かと思うと、姉の悲鳴が聞こえないハギュン氏はラーメンをすする・・・と。とにかくブラックなんですわ。

　　最後に、みんな殺されてしまうんですが、エンドロールが終わるまで、息絶え絶えなガンホ氏の声にならない声がぁぁぁ。

　　ブラックすぎ！

　　楽しい気分を映画に求める人は、見ない方が絶対いいです！『オールド・ボーイ』よりエグかったぁ(>_<)