(再)僕の生きる道
今、私の住む地方では、『僕の生きる道』を再放送しています。余命1年と宣告された高校教師が、残された命と向き合い、「今」を大切に生きていくドラマです。2003年に放送されたとき、最初は、死と向き合うのは、とても勇気がいるし、すごくつらいことなのではと思いながら観ていました。だけど、回が進むうちに、何よりも、「今」という一瞬は、本当に、本当に大切なんだなという気持ちが、私の中に芽生えてきたのです。私の命が、あと何年残されているのか、それは、本当にわからないこと。だから、明日があるなんて思わず、今、このときを大事に生きていきたい。そう感じさせてくれたドラマです。6年が過ぎ、再放送を観て、なんだか、「ありがたいな」と思ってしまった私。今、再び、このドラマを観れていることは、当たり前のことではなく、やはり特別なこと。私の生涯の中で、こんなに素晴らしい作品に出会えたことに、心から、感謝したいなって思いました。優等生っぽい言葉を連ねていますが、心に感じたままを。