夫婦漫才～ようこそ！こんなところへ

我が家のプリンタは、ＨＰ社製の複合機。
ちっともイニシャルになっていないところが、ミソ。

プリンタ、ＦＡＸ、コピー、スキャンの機能があるのだけれど、
なんとなく、ムダにでっかくて、場所を取っている。

しかも最近は調子が悪く、白黒コピーを１枚取るのに、
あっちこっちをいじったりで、半日かかることもあるのだ。（コンビニ行け）

だから、ＨＰ社のはイヤだったのよ。（ダンナ先生チョイス）

エラーメッセージだけは、いつもすんなりプリントしやがるのもカチンとくる。
しかもワシらコテコテの日本人なのに、どういうわけか英語だしさ。

今日も「１枚だけ出力して、出発だ！」と思っていたら、プリントできない。
急ぐ時に限って、イヤガラセのように、エラーを連発する、あぁ、もぉ。

「まったく！」

とりあえず、怒りをぶつける先がないので、複合機に向かって怒鳴る。

「でっかいばっかりで、ちっとも役に立たん、スカタンめ！」

「今度サボったら、叩き壊してから、捨てますからねっ！」

など、カキ氷を掻いてます、みたいな音をさせている機械に向かって、罵声を浴びせる。

そこへ、ダンナ先生、登場。

「そんなに、怒らんといてよぉ、役に立つ時も、あるやん」

なにゆえこんなスカタンの肩を持つのか？

と、聞きかけて気がついた。

あ、いや、図体がでっかいだけで役に立たない、ちうのは、ですな。
べべべ、べつに、ダンナ先生のことではないのですよ。

アテコスリを言っているわけではないのですよ。

と、言いかけて気がついた。

深層心理では、そう思っていたのかもなぁ・・・。

とりあえず、ダンナ先生がマシンの不調を直してくれたので、
両方とも叩き壊して捨てる、のは、やめよう。

あ、いや、やめるのではなく、ちょっと待とう、うん。