犬と旦那とIgA＋ニャン

今朝、カーテンをめくったらウロコ雲が空一面に広がっていて、とても爽やかな目覚めでした。



明け方は肌寒いとすら感じる時もあるし、何だかんだ言って確実に秋がやって来たのかな。



直ぐに雲が消えてしまってあっという間に暑くなってしまいましたが、あまり窓辺に近付かなかった才知が気がつくと窓にくっ付いて寛いでいるので、厳しかった日差しも結構心地良く感じるまでに変わったのかも知れません。


知恩も洗濯物に埋もれてるし…



…いや、これはただ単に夫のワイシャツが好き過ぎるだけかな。

相変わらずアイロン掛けの邪魔…お手伝いが得意な知恩です。


もう半袖はいらないかも？


午後からは母の定期検診だったので、付き添いがてら実家まで送り届けて兄の書棚から本を数冊拝借して帰って来ました。



読みたいのがあれば持って行って構わないと言われているものの、顔を出す度に新しい物が結構なスピードで増えている気がして読むペースが気になる…

と言うか小林泰三さんがお亡くなりになられていたのを全く知らなくて、このお盆に兄と話していて初めて知らされて、まだショックを引きずっていたりします。

『海を見る人』『人獣細工』『密室・殺人』『臓物大展覧会』…貪るように読んで、今でも読み返す位大好き…大好きな先品ばかり。

グロくて悲しくて美しくて、深淵を覗いているような心地でした。


これからもまだまだ読み終わっていない作品と出会うことになりますが、どれが遺作だとかは何も考えずに、ゆっくり読んで行きたい。





ドロシイ殺し （創元推理文庫） [ 小林 泰三 ]