テーマ:名古屋だがねぇ。。(558)
カテゴリ:名古屋名物
雑誌JJと玩具メーカーのタカラ、名古屋の老舗デパート・松坂屋がコラボレートして、2003年に「 名古屋嬢リカちゃん」が誕生しました。
「名古屋嬢」とは本来、名古屋で暮らすお金持ちのお嬢様のことらしい。 母親と一緒にブランド品を身にまとい、高級車で名古屋市栄区の老舗デパートにお出かけします。 結婚するまで、家事手伝いをしながら花嫁修業を続けるというのが、特徴的なライフスタイルだそうです。 今「 名古屋嬢」という言葉が、一人歩きしているように思います。 巻髪やコンサバファッションにブランドバッグを持てば、「名古屋嬢風スタイル」らしい。 その巻髪もファッションアイテムの一つとして、「名古屋巻き」としてヘアスタイルの人気メニューにもなっているとききます。 全国発売の若い女性向きファッション誌でも、最近はグラビアで「名古屋嬢」スタイルを特集することが増えてきています。 名古屋セレブモデルという方々も、ファッション誌に頻繁に登場されています。 私自身は若い頃から「名古屋嬢」とはほど遠い生活をしてきました。 ブランドのバッグやファッションとも縁がなく、ごく質素な生活を送ってきました。 今や若い女性の多くは、ブランド物を普通に身につけているとききます。 確かに昔よりブランド品や海外旅行が格安になってきているものの、実際の支払いは同居している親がかりという女性は、「名古屋嬢」ぽいかもしれません。 実家の近所に住む同級生が、そうでした。 会社社長の令嬢ということもあってか、デパートの特選品売り場でいつもブランドの服やバッグを買って貰っていました(外商払いですが‥)。 雰囲気や容姿が白人ぽいので、余計引き立ったという印象があります。 経済効果を考えると、「名古屋嬢」をキーワードにいろいろな商品が売れるのは意義があるかもしれません。 可愛くて綺麗なお嬢さんが増えるのは歓迎ですが、最近は派手でケバイお姉系の間で流行しているようです。 特にファッション系の店員さんは、そういう傾向が強いと感じます。 ヨーロッパ等において若者はカジュアルな服装が一般的で、大人が持つべきとされるブランド品を決して持つ必要はないとされています。 若さという魅力を引き立てる方が重要だという文化が根付いています。 私個人の意見としては、日本でも成熟したマダムと言われる年代が、もっときちんとお洒落したりブランドバッグを持つべきだと感じています。 若者文化が中心の名古屋を含む日本においてはまだ難しい課題と思いますが、「名古屋嬢」という表面の流行を追うだけでなく、本物志向の女性を目指して欲しいと願っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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