テーマ:美術館・博物館(1557)
カテゴリ:読書・展覧会
へ、今日出掛けてきました。
「~モノづくりの源流~トヨタコレクション展」 愛・地球博の開催に併せて、半年以上も開催されている(~9月25日)特別展です。 前売り券を買っていたのに、随分行きそびれていました。 「産業技術記念館(トヨタテクノミュージアム)」の場所は名古屋市西区則武新町(トヨタ創業者・豊田佐吉の豊田織機工場跡)にあり、210台の無料駐車場が完備しています。 交通機関では、「栄生(さこう:名鉄・名古屋本線)」駅が最寄りです(徒歩5分位)。 「トヨタコレクション」は副題にもあるように、「モノづくりは想像と創造」をテーマに主として江戸中期~明治初期の様々な分野(「からくり」、「測量・天文」、「医療」、「絵画・書画」、「工芸」等)にわたる貴重な科学技術資料です。 トヨタ自動車が1999年にこれらの資料を取得し、2001年に国立科学博物館へ預託し、現在は国内外の多くの研究組織・研究者による調査・研究が進められています。 今回は、初公開になる「トヨタコレクション」を通して、江戸時代に培われた日本のモノづくり技術の緻密性・独創性・芸術性などの神髄に触れ、「モノづくり」の興味を一層深める展示構成になっています。 幕末に作られた『弓曳童子(ゆめひきどうじ)』は、東芝の創業者・田中久重(たなかひさしげ)の名作。 からくり義右衛門こと田中久重が、彼の持てる技術の全てを傾注して作り上げたからくり人形の最高傑作です。 【大人の科学:弓曳童子(完成版)】 ◎大人の科学シリーズ第10弾『弓曳童子』【組立キット】 ◎大人の科学:大江戸からくり人形【組立完成版】 『からくり花籠 蝶のさえずり(ぜんまい仕掛けのオルゴール:彫金作品としても秀逸なからくり)』『エレキテル(佐久間像山作)』『段返り人形(人形の内部に仕込まれた水銀の重心移動により、階段をとんぼ返りしながら次々に降りてくるからくり人形)』等、珍しい逸品揃いです。 ◎学研大人の科学「からくり段取り人形」 実演の内容・日時 今日は祝日でしたので、実演を見ることが出来ました。 うちわ扇ぎ人形(約120年前に制作された)は、とても可愛かったです。 実際に展示されている作品が動くと、ロボットの原点を見るような気がしました。 万博と同様期日が迫っている為か、大勢のお客で賑わっていました。 「モノづくり」お宝コレクションの本場・名古屋での展示は、今後しばらくは行われないと思われます。 興味のある方は、是非一度お出掛けになってはいかがですか? 会期中は、無休だそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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