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カテゴリ:欧州旅行
今月に入りまたまた寒い日が続き、 とうとう風邪を引いてしまいました(ノД`)・゜・。 とは言え、仕事に支障があるので休みもままならず、 頑張って毎日出勤しています。 同僚もマスクで自衛している人が多く、「いつ誰が(風邪か インフルエンザで)倒れるか」戦々恐々としています。 一番寒い2月をいかに乗り切れるか、勝負の月です シチリア島観光・パレルモ の続きです 3日目にパレルモ(Palermo)を観光していましたので、 今回はパレルモ(Palermo)のランドマーク・ マッシモ劇場(Teatro Massimo)をご紹介します。 ご訪問、ありがとうございます 皆様のお陰で、随分と復活 ↓ご訪問の記念に、是非ポチっとクリックで応援をお願いします ◆マッシモ劇場(Teatro Massimo)は‥ 1897年、ヴェルディの『ファルスタッフ』で こけら落としが行われました。 当時パレルモは経済的に著しい発展を遂げ、まさにベル・エポック。 その時代を象徴するのがマッシモ劇場です。 設計はパレルモ出身の建築家、ジョヴァン・バッティスタ・ フィリッポ・バジーレ。 建築資材から内装に至るまで、殆どをシチリア産でまかなうなど、 この劇場にかけた期待の大きさがうかがえます。 ただ建設が33年という非常に長期に渡ったため、完成に導いたのは 建築家の息子のエルネスト・バジーレです。 そのためもあり、外観は壮大な新古典主義様式、内部はリバティ様式 (アール・ヌーヴォー)の、とても優美な劇場です。 ヨーロッパで3番目に大きいオペラ劇場 ウィーンのオペラ座、パリのガルニエ宮のオペラ座に次いで、 3番目に大きいオペラ座です。 とはいえ客席数はそれほど多くなく1400席弱。観客席以上に 舞台が大きいのが特徴です。 どの位大きいかといえば、昔『アイーダ』が上演された時、 本物の象が登場した程です。 広大なマッシモ劇場建設のため、教会や修道院などが破壊された のですが、そのため劇場内には修道女の幽霊が出るという噂もあります。 23年間の眠りから目覚める マッシモ劇場は1974年から23年間閉鎖されていました。 名目は修復だったのですが、実際は殆ど手を付けられず見捨てられた 状態だったとのことで、パレルモの人々はとても悲しい思い をしていたそうです。 劇場オープン100周年に当たる1997年、アッバード指揮で再オープン 記念コンサートが行われ、翌年『アイーダ』で完全復活。 それ以降、毎年様々なプログラムが組まれて、イタリア内外から 著名な歌手が客演しています。 2007年には日本公演も行い、ヴェルディの『シチリア島の夕べの祈り』、 レオンカヴァッロ『パリアッチ』&マスカーニ『カヴァレリア・ ルスティカーナ』が上演されました。
『ゴッドファーザーPart3』でも撮影 日本の方たちにとっては、でも、映画『ゴッドファーザーPart3』 の後半、息子がオペラ歌手デビューする場面で使われた劇場と言った 方が分かりやすいかも?! マイケルを中心としたファミリーの面々が息子の晴れ舞台を観ていたのは ロイヤル・ボックス。 舞台が終わった後、マイケルを狙った弾がそれ、娘に当たる場面は 正面の階段で撮影されています。 (「アーモイタリア旅行ガイド」より抜粋・転載) 【マッシモ劇場内部(ホワイエ・天井等)】 ◆パレルモで約2時間半のフリータイムがあったので‥ マッシモ劇場(オペラハウス)の英語&イタリア語ガイド付き 内部見学(8€)へ一人で出掛けました。 見学者のほとんどがイタリア人なので、ガイドはイタリア語で説明した後、 毎回私のところに来て特別に英語ガイドをしてくれました。 豪華な内部を惜しげもなく公開してくれ、リバティ様式 (アール・ヌーヴォー)の装飾 を堪能することができました。 パレルモは1泊のみで郊外のホテルだったので、 劇場の公演が見られなくて残念でしたが、内部見学が できたので、雰囲気は味わえました 【マッシモ劇場内部(客席とホワイエ、特別室。 2枚目(4枚組)に専属ガイドさんが写っています)】 ◆イタリアは‥ 第二次世界大戦中、「日・独・伊」三国同盟を結んでいた中なので、 父は戦時中でもイタリアの歌曲を学校で学んだそうで、有名な カンツォーネの幾つかはそらで歌えます。 マッシモ劇場の待合室で、高齢のイタリア人男性と片言のフランス語で 世間話をしていましたが、やはり私が「日本人(ジャポネーズ)」 ということで「日・独・伊」三国同盟の名残で親しみを持って いただけました 【パレルモの中心部・マッシモ劇場‥ポインセチアが階段を綺麗に飾っています】
◆次は、タオルミーナの続きですが‥ 今回も、タオルミーナの目抜き通りウンベルト通りの様子を ご紹介しますね 飲食店が多いのですが、あちこちに素敵な路地があったり、地元 レストランの何気ない装飾がハッとするほど魅力的 だったりします 【赤いリボンを効果的に使ったレストランの素敵なこと!】 次回は、有志と一緒に食べたランチとタクシーでの観光へ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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