2019/05/24(金)21:53
銚子電鉄【昨年リニューアルされた本銚子駅・きれいになったデハ801がいる外川駅】
【8月11日】
銚子電鉄の本銚子(もとちょうし)駅は待合室と出札口跡がポツンとある無人駅で、それまでは正直古く汚れていて、とても利用しようとは思えなかったのが現実だった。
駅を改装としても銚子電鉄の経営自体が苦しく、なかなかそこまで予算が回らないのが現実のようだった。
しかし、2017年8月の日本テレビ24時間テレビにてタレント「ヒロミ」が中心になってこの駅のリニューアルするプロジェクトが行われ、レトロな感じながらもきれいな駅に生まれ変わり、1年たっても状態は変わりなかった。
銚子電鉄のサイト
銚子電鉄の各駅はネーミングライツといって正式な駅名の他に別名がある。
本銚子は「上り調子本調子」とあり、本当に世の中上り調子になってほしいものだ。
レンガ造りで駅名標も堂々としていて見事に生まれ変わった。
かつて使われていたと思われる改札は残されていた。
まるで家の玄関を思わせるデザイン
ホームにはベンチも置かれた
待合室内部には地元の子供が描いた絵がステンドグラスになっている。
待合室の照明も品がある。
外川よりの歩道橋からホームを眺める。
銚子や犬吠や外川に比べると静かな感じ。
駅の時刻表も一昔前の物を再現している。
待合室の椅子も凝っている。
学校の教室の机もあった。
到着する外川行き電車。
青い車体が涼し気だ。
【参考】2012年訪問時の本銚子駅旧駅舎
駅舎改築の記事。
24時間テレビに関しては賛否両論あると思うが、この様なことを実際に行動できるのは素晴らしいと思う。
この状態を末永く維持出来るのを祈りたい。
銚子電鉄の終点・外川駅にはかつて活躍したデハ801形電車が保存されてる。
こちらは最近まで「昭和ノスタルジー館」として車内に昭和時代にかかわるものを展示していて懐かしさを感じていた。
こちらも外見は朽ち果てた状態だったが、昨年の昭和ノスタルジー館閉館と同時に地元の銚子商業高校をはじめ千葉市内の企業の協力できれいに生まれ変わり、時間限定で車内も公開されている。
2017年8月の外川駅訪問の記事
以前に訪問したときに比べてかなりきれいで見ていて気持ちいい。
時間限定で車内を無料公開している。
丸ポストも健在。
向かいには銚子行き電車が停車しており、新旧の対面になる。
車内には写真も展示してあった。
運転台。
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