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カテゴリ:東北の旅
【3月14日】
東日本大震災の影響で一部区間で運休になっていたJR常磐線は、3月14日に全線(上野・日暮里~水戸~いわき~岩沼・仙台)で復旧し、品川・上野~仙台の特急ひたちも復活しました。 あいにくの雨だったが、最後の運休区間である富岡~双葉~浪江を中心に沿線の歓迎ムードが広がり、復興への大きな一歩となりました。 全通に合わせて、常磐線の普通列車は、品川・上野~水戸・勝田、水戸~いわき、いわき~原ノ町、原ノ町~仙台の系統がメインになった。 いわき~原ノ町は上野地区同様、写真のE531系になり、E531系の行動範囲が広がった。 震災以来、いわき駅に原ノ町や仙台の表記が出るようになった。 それまで上野口の列車の終点だった富岡駅も中間駅になった。 富岡町も歓迎ムードだった 全通といっても、いわき~原ノ町は日中は2~3時間列車が来ない時もあるので要注意 富岡駅の海側では引き続き復旧工事が行われていた 震災以来の仙台行ひたちの表示。それまでは651系のスーパーひたちだったので、E657系は初めての仙台行になる。 この浪江駅をはじめ、沿線の各地では横断幕などの歓迎が華やかだった。 浪江からも乗り換えなしで東京方面に行けるようになった 浪江駅前にはカフェもオープンしていた 駅や沿線は賑やかでも少し離れると震災時点のままの姿が残る。 浪江の駅舎内には情報館もあり、震災当時の資料があったりする。 それでも駅周辺中心に飲食店などが少しずつ出来ているようで、徐々にではあるけど復興へ動き出している。 鉄道どころか代行バスも通らなかった双葉駅は橋上のおしゃれな駅に生まれ変わった 双葉駅周辺も人が立ち寄れなかったので、震災当時のままだった。 駅を中心に、こちらもこれから復興に着手していくのだろう。 双葉駅の改札には名物のダルマもあった。 原ノ町駅のE531系も新鮮な姿だ。 仙台駅のE657系も新しい時代を物語っているようだ。 9年ぶりに常磐線が復旧して直通特急が運転再開しても沿線はまだ復旧しておらず、「町が復旧したから鉄道を走らす」ではなく「鉄道が走ったから町を復旧させる」という感じが強いと思う。 震災で壊れた建物を直すというよりも、新たに町を作るという感じがする。 一度には難しいと思うので、駅周辺など少しずつでも町を作り上げて徐々に人が増えていくのがいいのかと思う。 全通したからそれでもう問題ない訳でなく、あくまで復興途中であることを踏まえて、これからも見守っていきたいと思う。 「オトクなきっぷ」「おすすめの列車」などをまとめたサイトを作成しました。 鉄道旅行の参考になれば幸いです^^ ※当ブログを「にほんブログ村」に登録しました。ポチよろしくお願いします にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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