2022/07/01(金)23:12
銚子電鉄・きゃりー電車
【6月25日】
千葉県の銚子電鉄ではこの時期、「問題だらけの“もんだいがある”きゃりー電車」が特定日に運転されている。
これは、歌手のきゃりーぱみゅぱみゅの全国ツアーの連動企画「LOCAL POWER JAPAN project」(地方から日本を元気に)にちなんだコラボ企画であり、千葉県では銚子電鉄が対象となった。
車両の先頭部にはきゃりーぱみゅぱみゅのマークが掲げられ、車内もまるでコンサートステージのような賑やかな飾り付けが施されていた。
また、もちろん録音だが車内放送もきゃりーぱみゅぱみゅの声で行っていた。
銚子電鉄のサイト
銚子電鉄のかつての塗装を復刻した2000形で「きゃりー電車」は運転している。
銚子方は湘南電車を思わす2枚窓の非貫通スタイル。
正面にはきゃりーぱみゅぱみゅの顔でデザインされたヘッドマークが付けられている。
外川よりは大元の京王電鉄のスタイルを残している貫通型。
どことなく455系急行の国鉄塗装にも雰囲気が似ている。
サボには犬吠埼灯台や海が描かれていてさわやか。
銚子よりの車内はきゃりーぱみゅぱみゅをイメージしたバルーンなど賑やかな飾り付けをしている。
土曜のせいか、案外車内は盛況だった。
一応アイドルなのだろうが、なかなか奇抜なことをしてくれている。
外川よりは岩下の新生姜とのコラボでピンクニュウジンジャー号として、きゃりー電車同様派手な飾り付けで楽しませている。
車内には可愛らしいぬいぐるみが
生姜を思わすピンクのバルーン。
チーバくんも乗車していた。
一部の照明は時間ごとに色が変わる。
銚子から乗車して、3駅先の本銚子駅で一旦下車。
2017年の24時間テレビの企画でヒロミなどにより改築されていたが、その後どうなったのか気になっていた。
5年たっても荒らされたり汚れたりすることなくいてくれてまずは一安心。
駅舎近くに花も咲いていて、よりきれいさが増した感じ。
無人駅だが改札も残されている。
待合室内には浮き輪も飾られていて、夏らしさを演出している。
本銚子付近は緑に囲まれ、緑のトンネルの中を銚子行が到着。
銚子行きで次の観音駅で下車。
こちらはきゃりーぱみゅぱみゅのイベントに合わせてリニューアルしていた。
もんだいガールにちなんで謝罪会見のブースがあるのがユニーク。
銚子らしく、きゃりーぱみゅぱみゅの大漁旗もある。
駅舎は洋風で、清里や軽井沢のようなリゾート地の雰囲気。
柱や壁の一部はピンクに塗られていた。
元たい焼き屋があったスペースにもいろんな飾りがあった。
きゃりーぱみゅぱみゅのサインもある。
線路沿いにアジサイが咲いている観音駅に外川行が到着。
この後も銚子電鉄の旅を続けて帰宅した^^
情報によると銚子電鉄は直近決算で黒字になったとのことだ。
うまい棒をアレンジした「まずい棒」(経営がまずい)など自虐的や商品やぬれ煎餅なども積極的に販売しての結果だと思うが、中小私鉄ならではの斬新で柔軟な行動で這い上がっているように思える。
もちろん、今後も油断はできないが、これからの銚子電鉄を見守っていきたい。
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