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2022.04.15
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カテゴリ:特急乗車記
​​【4月9日】

この日は浅草から出る東武特急「リバティ会津」にて会津方面に出かけた。
リバティ会津は、浅草から東武伊勢崎線・日光線で北千住、春日部、栃木、鬼怒川温泉などを通り、更に野岩鉄道(やがんてつどう)で川治温泉や湯西川温泉などを通って会津高原尾瀬口、そして会津鉄道に乗り入れて会津田島まで行く特急である。
所要時間は約3時間10分で、東京地区から南会津地区まで直通で行ける希少な列車で、かつ全国的に見ても乗車時間の長い分野の特急といえる。



使用した切符は、上記の東武鉄道で発行している「ゆったり東武会津フリーパス」
東京近郊の東武伊勢崎線などの駅から日光の入り口である下今市までの往復乗車券と下今市~東武日光及び、下今市~鬼怒川温泉~新藤原~会津高原尾瀬口~会津田島~会津若松~JR~喜多方までのフリー区間がセットの便利なきっぷ。
詳細は東武鉄道サイトのおとくなきっぷの案内か、下記の自作サイト「乗り鉄お役立ちガイド」を参考に^^

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浅草6時30分発のリバティ会津は、下今市までは東武日光行きリバティけごんと併結。(どちらも3両編成)
鬼怒川温泉~会津高原尾瀬口は男鹿高原(おじかこうげん)以外は各駅に停まるので停車駅が多い。


ロボットの様な顔つきの特急リバティ。
今回の会津の他に、きぬ、けごん、りょうもうなど多岐に使われる。


東武の浅草駅はカーブでホームに隙間があるのが特徴。
特急では渡し板が設置される。




座席は和風の刺繡があり、コンセントも設置されている。


浅草を出ると隅田川を渡る。
この頃はまだ桜も咲いていた。


前方にはスカイツリーも見える。


日光地区に入ると杉の木が多くなる。


下今市ではSL大樹用の展望室付き客車も待機中。


下今市では後ろに連結していた東武日光行きのリバティけごんを切り離す。
切離しが済むと貫通幌は中に収納される。


下今市を出ると男体山や大谷(だいや)川が眺められる。


新高徳付近では鬼怒川を渡り、しばらく並走する。


鬼怒川温泉では日光詣色のスペーシアと顔を合わす。
スペーシアは会津田島まではいかない。


鬼怒川温泉付近では多くのホテルや旅館が建ち並び、温泉街の風情が漂う。
但し、このうちの何軒かは廃業になって廃墟となったままだろう。


特急リバティで鬼怒川温泉~会津田島のみの利用の場合は特急料金不要で乗車券のみで利用できる。(但し座席の指定はできない)
但し、座席の指定を受ける場合や、範囲から外れた鬼怒川温泉~浅草方面にまたぐ場合は、乗車した全区間の特急料金が必要になる。


鬼怒川温泉の先の新藤原からは野岩鉄道に入る。


リバティの客室出入口には次駅などの案内表示があるが、会社のマークも表示されているのが細かい。


川治温泉では会津若松発鬼怒川温泉行の会津鉄道AIZUマウントエクスプレスと行違う。


野岩鉄道の終点会津高原尾瀬口では同社の6050系と顔を合わす。
6050系はかつては東武鉄道や会津鉄道にも所属していて、このリバティ会津と同じく浅草~東武日光・会津田島の快速として運転していた。
今は野岩鉄道内の新藤原~会津高原尾瀬口が主な活躍の場となっている。


会津高原尾瀬口を出ると会津鉄道に入り次終点の会津田島。


終点の会津田島に到着。
ここからは会津鉄道の快速会津若松行きに接続し、会津若松には10時46分に到着する。
浅草~会津若松は4時間16分で結ぶことになり、在来線としては割と速い。


会津田島駅ホームではまだ雪が残っていて、かなりの豪雪地帯と想像できる。
​​


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Last updated  2022.04.15 22:40:12
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