ぎょんにちわ。
今回備忘録として残すのは2023年12月8日に公開された市子。 監督 戸田彬弘 主演 杉咲華 キャスト 若葉竜也。
少し余談ですが主演の名前が華が咲くような名前と、キャストの名前が若葉という偶然もなんだか綺麗に思えました。
〜簡単にあらすじ〜 恋人の長谷川(若葉竜也)からプロポーズを受けた次の日、突然行方をくらます市子(杉咲華)。長谷川は市子の居場所を探す中で、彼女の人生にまつわるさまざまな事実を知ることとなる。というものです。
プロポーズを受け幸せであるかと思われた時に失踪します。
市子が逃げた理由、彼女が何を思っていたのか、何を抱えていたのか、物語が明らかになるにつれて視聴者と長谷川の気持ちが重なるようなそんな感覚も覚えました。
長谷川が彼女を探す中で、彼女が関わってきた人や土地に訪れ、市子の正体が浮き彫りになっていきます。 ミステリーかつ人間ドラマが織りなす物語がすごく良かったです。
現代と過去のシーンを交互に切り替えて、市子の人生が断片的に浮き彫りにされいきます。
真相が浮き彫りされていくに連れて市子の最初のシーンで笑顔でそして儚く涙する場面が有るのですが、私はここが頭を何度もよぎりました。
杉咲華の演技がとにかく素晴らしかったです。笑顔や仕草にどこか何かを抱えている感じが出てました。
バラエティに出てる杉咲華本人もそんな雰囲気は漂ってますが。笑
私は特に冒頭のプロポーズをされてから泣く場面が1番好きです。この場面あってのこの映画ありぐらいで好きです。( ͡° ͜ʖ ͡°)
人は何かを抱えていたり、隠して生きていると思います。 大人になると、周りの友達や家族、知人にテレビで観たような話を聞く事もあります。
この映画は社会的な問題を側面に捉えつつ、人の業や恋(愛)を描いており、深い映画だなと感じる1本でした。
よければぜひご鑑賞を。ぎょ。