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カテゴリ:営業日記
皆さんは板紙という言葉をご存知ですか?
俗に言うボール紙とか、厚紙という代名詞で呼ばれます。 板紙の定義はかなり広くて難しいので、いまから言う話は、ねずみ色をした厚い紙、 を想像していただきましょう。 これらの紙はチップボールといいます。 両面共にねずみ色の厚紙ですね。片面が白いものは裏白チップボールといいます。 主にパッケージ用で使われ、ねずみ色の面にきれいな紙を貼って、貼箱用に使われます。 このような紙を作っているのが地元では加賀製紙さんです。 白い面には紙を作る際に細かな格子模様が出るのですが、加賀製紙さんはそのあたりを改良し、より美しい紙を作っています。 見た目にはそれほど分かりませんが、他社品と比べてみると確かにきれいであることが分かります。 しかも白面は3層抄きになっており、下層のねずみ色が表面に現れにくくなっています。 更に蛍光染料の入っていないタイプと、蛍光染料が入ったタイプの2種類を用意しています。 食品対応のパッケージや、自然な白さが求められるときは蛍光染料の入っていないタイプ、 白さが求められる場合は蛍光染料の入ったタイプ、と使い分けができます。 どちらかというと、チップボールの仲間は「中芯」用途が多く、隠れた存在になりがちで、 表に出る事は少ないのですが、当社が自信を持ってお勧めできる素晴らしい紙である事は間違いありません。 本やファイルの中芯に、そして和菓子や洋菓子の貼箱に使われているこれらの紙に、是非興味を持ってみてください。 素晴らしい脇役があってこそ、主役が素敵に見えるものですよ。 たとえそれが紙の世界であっても同じだと私は思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.06.30 19:22:13
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