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映画・演劇日誌

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2007.01.23
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カテゴリ:カテゴリ未分類
プレラ西宮にて、稽古。
今回の芝居も「見られる」シーンが多くある。AとBの会話を、少し離れたところからCがじっと見つめている。
今までの私の本もそんなシーンが数多くある。
わかりやすいシーンも。ハンディカムで撮影されてたり、隠し撮りされてたり。
私は「見られる身体」がたぶん好きなのだ。
そもそも観客が俳優の「身体」を観るエンゲキの構造そのものがそうなのだが。
「見られる」と身体は不自由になる。
その不自由な身体が、関わったり、表現をしようとしたときのキシミがリアルなのかもしれん。
そのキシミが、私は面白く感じるのか。
いやキシミこそが「表現」かもしれん。
だから、演出家は「見る」「観る」「診る」「視る」のが仕事。
悪意を持って見たり。
ある観点から観たり。

学校回りの劇団シーズンの子供ミュージカルの若手俳優からは、そんなキシミは一切聞こえない。
だから私にとって彼らの芝居は「表現」ではないということになる。





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Last updated  2007.01.24 11:48:13



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