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カテゴリ:能
例えば、「羽衣」の「迦陵頻伽の馴れ馴れし。声今更に僅かなる」の中の「声」の謡い方は、
「こぉえ」の「ぉ」で音階を上げる場合と、「え」で音階を上げる場合とがあります。 どちらで謡うかは地謡のリーダーである地頭(じがしら)が決め、 その他の地謡の人は地頭の謡い方に従います。 大体の謡い方は申し合わせ(リハーサルのこと)で頭に入れてきますが、 本番の雰囲気によって申し合わせと異なった謡い方をすることもあるため、 両方の謡い方ができる心づもりをしてその場に臨むらしいです。 ←「観世流謡曲名曲撰(三)~土蜘蛛|橋辨慶|竹生島」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年06月01日 00時19分36秒
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