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カテゴリ:本
これは、主人公の、少年ディヴィッドの心の声です。 この直前、ディヴィッドは隣家の子供3人と一緒に、隣家の養女になった少女メグの服を 脱がせていじめていました。 ディヴィッドは初対面の時からメグに好意を寄せますが、少年特有の鈍感さで いじめる側に回ってしまうところや、無意識に罪悪感を覚えながらも性的興味を 抑えられないのが、この作品の残酷さに拍車を掛けています。 この小説は1965年にアメリカのインディアナ州で起きたシルヴィア・ライケンス事件を 元にしています。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%8B%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%95%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC 昨年、日本でもこの小説を映画化したものが公開されました。 ジャック・ケッチャム『隣の家の少女』金子浩・訳、扶桑社、2003年8月18日、720円 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年05月12日 22時35分33秒
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