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カテゴリ:旅
「西の日光」と呼ばれる耕三寺(こうさんじ)に行きました。
広島県尾道市の生口島(いくちじま)にあります。 生口島出身の実業家の金本福松(1891年 - 1970年)が、女手一つで育ててくれたお母さんの菩提を弔うために建てた寺です。 金本福松は母の亡くなった翌年、43歳で浄土真宗本願寺派にて得度し、「耕三」の法名をもらいました。 孝養門は日光東照宮の陽明門を模してつくられています。 しかし、木組みや寸法は陽明門と同じですが、彫刻、金具、彩色などは違うそうです。 寺の奥の丘は「未来心の丘」として、大理石で作られた庭園です。 広島県世羅郡出身の彫刻家、杭谷一東(くえたにいっとう)の作です。 大理石はイタリアのカッラーラで採掘しています。 天気のいい日に行きましたので、日本離れした景観を楽しむことができました。 色々と過剰で濃厚なお寺でしたので、門を出た時には「お腹いっぱい…」という気分でした。 入館料は大人1,200ですが、入館料分きっちり楽しませて頂きました。 これから尾道に行く人がいたら、きっとお勧めしようと心密かに誓いました。 潮聲山耕三寺 http://www.kousanji.or.jp/ 杭谷一東 http://www.kuetani.net/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年05月07日 22時05分52秒
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