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カテゴリ:能
■謡い…「草子洗小町」2回目
5オ「いかに小町」~9ウ「恥かしや」 〈注意点〉 1、6オ「草子は万葉題は夏」は“確カニ”謡い、「作者は誰とも存ぜぬなり」は“サラリ”とはぐらかすように謡う。それに対してシテ(小町)は歌に詳しいので、冷静に知らない歌はないと言っている立場をはっきり示す。 同様に、6ウ「げにげに」はしっかりと、「古歌を盗むは道理なり」はサラリと謡う。 6ウシテ「さておことは」は黒主に対抗している立場を示してしっかりと謡う。 2、7ウ「ありぬべし」は、次に地謡が謡い出すので伸ばしてはならない。 3、7ウ「さらば証歌を出せとの」は、はっきりヨワ吟からツヨ吟に変わったように差をつけて謡う。更に、ここはヨワ吟の中音からツヨ吟の中音に変わるので、少し低めに謡い出す。ツヨ吟の中音は上音と同じなので、本当は高くなるが、ここは「気ヲカヘ」とあり、「気ヲカヘ」は低く謡い出すのが常道なので、低めに謡い出す。 4、8ウ「恨めしや」は「気ヲコメ」は恨めしい気分で謡う。 5、謡いに力がない。 ■仕舞…「小鍛治」クセ3回目 〈注意点〉 1、ためが少ない。 2、舞がやわらかくきれいすぎて、女性の舞のようになっている。シテ謡いもツヨ吟で、強く謡う。 〈備考〉 「これはまた今度、発表会でする時の前にでもやりましょうか」と先生に言われました。「小鍛治」の舞ではなかったですが、とりあえず型は習った…というところです。 次の曲、「巻絹」は、冒頭がシテと地謡の掛け合いの部分があるので、今日は謡をICレコーダーに録音して頂き、一度一緒に謡ったところまでして、型は教えていただきませんでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年05月26日 23時34分29秒
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