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淡々堂

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2017年05月25日
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カテゴリ:祖母
豆に興味がありません。
醤油と味噌のように調味料になった豆、豆の原型をとどめない豆腐は別として、私が豆を料理することはほぼありません。
枝豆を茹でることと、枝豆ごはんを作ること以外には、豆を食材として選びません。
店で出されたら、残すのが嫌なので食べます。
興味がないので、豆の料理法については他の食材に比べて著しく知識が少ないです。

ところで、私の祖母が亡くなってから約半年たちました。
小説ではよく、愛する人が亡くなると、
「○○○、僕は君がいなくてもちゃんとやっていけてるよ……」
とかなんとか心中密かにつぶやいたりしていますが、私は祖母に対して何もつぶやくことはありませんでした。
しかし今日は、空豆を塩茹でにしてつぶやきました。

「おばあさん、私は豆を、この私が枝豆以外の豆を茹でていますよ!
 空豆を自分で茹でましたよ!おばあさん」

私は小学校5年生の頃から祖母に料理を教えてもらいました。
丁寧に教えてもらったわけではありません。
例えば私が煮物の味付けについて尋ねた時には、祖母は次のように言いました。

「煮物やゆうんは、醤油と味醂と適当にこやってこやって入れて、たけるまでたいたらええんじゃ」
(訳…煮物などというものは、醤油と味醂とを適当にこのようにこのようにして適量をお玉で鍋に入れて、煮えるまでそのまま煮ていたらいいんですよ)

長嶋茂雄がヒットの打ち方を「バッとやってカーンと打て」と言ったのと同じようなものです。
このように、教えることが不得意だった祖母の横で、まるで料理人が師匠について修行するように、作業や手順のほとんどを見て覚えました。

今日、空豆をさやから外す時、「さやの持ち方に、もっと効率の良い方法はないのか」といらだち、亡き祖母に思いをはせました。
親戚に農家がいたり、知り合いに家庭菜園を持っている人が多かったりしたので、毎年空豆やらインゲンやらグリンピースやらはたくさんもらっていました。
祖母の生前、もう少し豆について興味を持っていたら、私は注意深く祖母の手際を盗み見ていたでしょうから、もっと要領良く空豆を扱うことができたでしょう。

茹で方はクックパッドで検索しました。
祖母と違い、塩の量や水の量を的確に数字で書いてくれていました。



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最終更新日  2017年05月27日 22時06分25秒
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