思わず笑ってしまいそうになる言葉。
「老婆心」
ろうば‐しん〔ラウバ‐〕【老婆心】の意味
年とった女性が、度を越してあれこれと気を遣うこと。転じて、必要以上に世話をやこうとする自分の気持ちを、へりくだっていう語。「老婆心から言わせてもらえば」
出典:デジタル大辞泉(小学館)
https://dictionary.goo.ne.jp/jn/235983/meaning/m0u/
初出はいつなのか気になったので、『日本国語大辞典』第2版(小学館)を引いてみると、1200年代成立の『正法眼蔵随聞記』(しょうぼうげんぞうずいもんき)に出典がありました。
元々は仏語だそうです。
この言葉は、私の周りでは中年男性が使っているところしか見たことがありません。
本物の老婆や、いずれ老婆になる女性が使っているのを見たことがありません。
今日は2016年に祖母が亡くなってから3回目の祖母の誕生日です。
生きていれば2019年3月2日で90歳(卒寿)です。
私のおばあさんも、老婆心がいっぱいでした。
老いを楽しむ 老婆心のつぶやき [ 安達原玄 ]