なめこ先生の我ら食べ鉄道中記

2022/02/20(日)06:53

さけずし(新津駅)

駅弁(94)

鶴屋駅弁大会の第2弾です。晩御飯として持ち運びしても漏れにくいものを選びました。その中でも、新津のさけずしは古くからの駅弁としてコアなファンには知る人ぞ知る弁当なのです。えび千両ちらし以来、2年ぶりに新潟の駅弁を味わってきました。 新潟市内の駅弁は三新軒と神尾弁当部の2つが代表的なお店ですが、さけずしは神尾弁当部の調製です。容器は竹を模したプラスチック製で、食べ終わった後は食器入れや文房具入れにも再利用できるなど、結構機能的なデザインになっています。発売は1956年となかなかの歴史のある駅弁で、本物の竹を割って使っていた時期には全国有数の人気駅弁となっていましたが、現在は食品衛生法が厳しくなっていることから、衛生上の問題で切り替えざるを得なかったというエピソードがあるそうです。 全部を開封していないのですが、中身です。肉厚のさけの乗った寿司が8貫。特徴的なのは寿司飯に赤紫蘇がアクセントとして入っているので、さっぱりとした味わいになっています。紫蘇の香る酢飯と脂が程よく乗ったさけとの相性はよく、逆に醤油のみでわさびをつけないで食べる方が美味しく味わえる一品でした。 この他、孟宗竹パッケージの寿司の姉妹品としては、五目ずしと数の子ずしがあり、駅でなかなか並ばない駅弁も予約して手に入れることが出来ます。最近は駅で入手することが難しい商品もあるので、そういった場合は、お店に直接問い合わせることもどんどんやっていきましょう。 神尾弁当部HP ​http://www.bentou.net/index.html​

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