最後のお別れには 担任の先生と同じクラスのお子さん達が来てくれた。
四十九日には ノートと鉛筆を お返ししようと考えていた
昨日の朝・・・
四十九日には もうみんな3年生になってて クラス替えがあるので バラバラなんだ と気がついた
( ̄□ ̄;)
慌てて 同じクラスの母に電話したら
終業式は金曜 セーフ!
急いで ノート 鉛筆 袋を買いに走った
鉛筆は これっ!というのが なかなかなくて
子供が大好き 匂いつき消しゴムを買った
そして 今日
明日の終業式のあと 配ってもらおうと
担任に渡しに行った
下校時刻にあわせて行った
病院に行くのに早退するため 何度学校に来ただろう
もうこれで 学校に来ることもないんだろうな・・・
「波次君の おばちゃ~ん」
と声をかけてくれる子もいる
そして同じクラスの女の子が
「波次君 傘忘れてるよ~」
と教えてくれた
まるで まだ波次が生きているかのように・・・
教室の廊下の傘たてに 波次の置き傘が残っていた
幼稚園に入園した時に 買った傘
きっと2学期から ずっとここにあったんだね
波次がいない間も ずっとここにあったんだね
担任に 明日子供たちに渡してくれるようお願いした
担任の先生と話していると
退院して 始めて2年生の教室に登校した日のことが 浮かんできた
あの日の波次が・・・
ゆっくり教室にお別れしたいと思っていたが
耐えられなくて 早々に教室を出た
もう ここに来ることはないんだ・・・
参観も 運動会も 卒業式も
もう波次の場所は どこにもない・・・
波次の傘を抱いて 帰った
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