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沖縄日和、改め四十路目前のゆるい日常

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なみなるー

なみなるー

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2004.11.17
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カテゴリ:沖縄
昨日の日記で少し誤解を招きそうな記述があるので追記。
漲水声合は、雨乞いの意味合いはなさそうなので。確かに豊年祈願の歌ではあるとは思いますが…
くいちゃー(声合と漢字では書く)は、宮古で雨乞いや豊年祈願の祭りなどに演じられる集団舞踊(歌)のこと。と、私の持っているCDには書いてあった。
確かに、豊年声合(雨乞いの声合ともいう)は、1番で『雨は10日越しに降るのは長いので、5.6越降れば豊かな年になりますよ』とある。
漲水声合は、保良真牛(ブラマウス)が沖縄から帰ってきたら漲水の港の白砂が粟になり米になり、大神島の近くにあるふで岩に打ち寄せる白波が糸になり反物になり島は豊かになるだろうと唄っている。
保良真牛(ブラマウス)とは、人頭税廃止を、沖縄、大和に直訴に行き成功を収めた中心的存在人物で、彼らが宮古に無事帰ることを祈念した歌が、漲水声合だそう。人頭税から開放され(歌の中には人頭税の言葉はないが)島が豊かになるだろうと唄っている。
私がこの歌を好きなのは、工工四が豊年声合より簡単で、歌詞も短く覚えやすいほかにリズムが軽快でうきうきする感じがするから。この歌を聴くと、税からの開放を喜び、英雄をたたえ旅の無事を祈願し踊る島の人たちの姿が見えるようだ。
人頭税廃止は、明治36年だから、民謡としては新しい歌かもしれない。





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Last updated  2004.11.17 18:21:51
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