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カテゴリ:美術館巡り
上野まで行ってきました。
秋はさすがに人通りが多いです。 ここも混んでいるのではないかと心配しましたが、それほどでもなく落ち着いて見れました。 ルネ、マグリットの(光の帝国) この夜か昼間かはっきりしない不思議な絵が好きで 絵葉書を買ってこうと思っていたのになんとなんと売り切れでした。 10月末~11月頃に入荷予定らしいって?あいまいな表示残念です。 ベルギーの画家って言われても 正直誰だか思い浮かばなかったです。 アンソール? マルグリット? ルーベンスはプラド美術館展で見ましたが・・・ オランダの画家なら日本のファンも多いし名前もすぐ出てくるくらいなのに、 そのお隣のベルギーのことってあまり知らないです。 音声ガイドでもそんなことを指摘していました。 ベルギーは実は油彩画の発祥地!フランドル絵画はブリューゲルやルーベンス、ヴァン・ダイクという巨匠が生み出したものだといってました。その緻密な描写と豊富な色彩でヨーロッパ中の貴族を熱狂させたそうです。 ベルギー王立美術館は あのナポレオンさんがフランス以外に美術館を作ろうとベルギーを選んだそうですから、ベルギーの芸術性を認めていたのだと思います。 絵はとても細かく写実的で、じっくり描いた絵が多いし、 近くでおばちゃまが「いろんな絵があって 目がどこを見ていいのかしら・・」なんてことを言ってて笑ってしまいましたが 17世紀の絵って人間も風景も盛りだくさんなのが多く、 真面目にきっちり何でも描くぞうって気持ち伝わります。 ギリシャ神話の絵「ヴィーナスとアドニス」ヤーコブ・ヨルダーンスの描いたうつろなアドニスの目とヴィーナスの体つきをすごいなーってじろじろ見てしまいました。 なんか人間の体の動きは美しいような、ちょっと気になるような。 絵の表情がちょっと暗いような、 見続けているとちょっと寂しい感じもしてきます。 静かな家にピアノの音が小さく流れるジョルジュレメンの『ピアノに向かって』 アンリレイスの『愛の告白』…でもふたりのカップルの表情はクールそのものです。 クノップフの『シューマンを聞きながら』は白っぽい絵で綺麗でした。 これも静かな感じ。 そういえば昔、ベルギーの森を車で走った時があった。 まだ宵の口なのに辺りは真っ暗でした。 西洋美術館の門には彫刻がいくつかありますがこれはヘラクレス。 すごい勢いがありますー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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