|
カテゴリ:カテゴリ未分類
ウィルスメールやアダルトメールが、毎日何十通と届く中で、そうとは知らず、あるメールを明けてしまった。
タイトルには、「あのインターネット関連企業がまた買収へ!!」、差出人は「M&A広報部」となっている。そして本文には、買収額や社長のコメントがそれらしく紹介されている。その内容をてっきりライブドアかと勘違いした! 後から思えば、差出人のメールアドレスが「uhauha-net」とあり、買収した企業が「アダルトサイト運営会社」だったので、冷静に考えれば、すぐわかったのかもしれない。でも、ライブドアがアダルトサイトというのもありえる話だし、またやりおったかな?と思ってメールを開いてしまったのである。 そしてもう1回クリックすると、いきなり画面が変わり「入会ありがとうございます」とメッセージが表示された。そのメッセージには、自分のメールアドレスまでそこに記載され、会費が58,000円と書いてある。これには、普通の人は驚くに違いない。 思わず、そんなバカな?と思って、メールを閉じる。するとすぐに「入会ありがとうございます」と別のメールが届いている。そしてそこには「入会手続きが完了しました」と書いてある。 さらに、翌日には「ご利用の確認」とのメールが届き、会費振込先口座が紹介されている。ここで、「早期割引制度」なるものが登場する。何と、3日以内に振り込めば、料金は半額の29,000円でいいという。恐らく、これを見て早いうちに振り込んで解決してしまおうという人も多いはず。 その上で、きっかり2日後には、「早期割引制度期限のお知らせ」が届く。「明日までに振り込まないと、特典は受けられませんよ!」という具合に・・・ もちろん、それぞれのメールには、「不明な場合の問合せ先」や「誤って届いた場合の返信あて先」等、いかにもらしい文言が記されている。返信などしようもんなら、メールアドレスだけでなく、下手すれば署名などから、こちらの住所や氏名までも知らせることになってしまう。 もちろん、お金も振り込まないし、問い合わせもしない。そのまま無視し続けるだけである。恐らく、「早期割引期間」が終了すると、メールは来なくなるだろう。甘いかな? だがそれにしても巧妙な手口は、通常のビジネスで正しく活かされれば、非常に有効なものになりうるのになと、感心する。 こちらも、そんな手口に騙されないよう、冷静に状況判断しないとね。悪の手口は、どんどん巧妙に練るられていくから・・・気をつけよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|