|
カテゴリ:わからん・・・
なぜだろう。 消費税引き上げ延期に、反対する政治家がいないのは? 人々が、引き上げ延期に反対しないのは? 消費意欲をそいで景気を後退させないために 増税を延期するのだそうだ。 でもそもそも、消費の足を引っ張ってるのは何? 国民の貧困層が拡大して、 多くの国民に、購買力がなくなったからではないのか。 ならばこそ消費税を上げて増税分を 格差是正に充てるべきではないのだろうか。 お金持ちは財力を余分な消費に使わないで 蓄財に回している。 ならばケチな富裕層が、それでもたっぷり楽しんでいる消費から キッチリ税を取って それを貧困層に廻せばいい。 いま衣食住にも困窮する人々や子供たちが、十分な消費が出来るように。 若い人たちは 「将来年金がもらえなくなるかも」と言いながら、 日本の財政破綻を食い止めようとする消費税増税に なぜ無関心なのだろう。 なぜ増税延期に反対しないのだろう? *********** 消費税増税や消費税そのものに反対だ、それ以外にも方法はある、 と野党は言う。 でも、例えば公務員や政治家の給与削減など、 これまでにどれだけ実現できた? 国・地方あわせての三百数十万人の公務員の給与を下げれば、 国内消費が その分冷えるだろうし、 それに倣って 貧困層の賃金も下がって ワリを食うのは貧困層でないか? また 公務員の数は減っているけれど やみくもに減らせば 公共サービスの低下や、 一部では(今でも過酷な)残業の増加を招いて 世の企業のブラックの、悪しき手本になってしまう。 (残業をなくして給与を分け合うワークシェアリングなら、私も大賛成ですが) また政治家に関していえば 給与以外の政務活動費などでむしろ 公費の支出は増えてきたのではないの? それを私的に流用したりされたりしては、どこが給与削減なんだか。 だから、いま財政改善に実行可能で有用な政策は、 消費税増税くらいしかないのではないか。 ・・・と、無知蒙昧ながら菜ナ詩は考えるのですが、 違っていますでしょうか? ********* 私はギリギリの家計でやっている(ともかくもやっていられる)年金生活者で、 節約には日々、頭も体力もけっこう使っている。 それでも 国が破綻しないためなら、 日本社会の ひどい格差が是正されるなら、 10パーセントの負担は受容する。 いや、税率はもっと上げていかないと事態悪化に追いつかない。 でも、それならそれで福祉が充実されて、 私の暮らし向きはさほど変わらないだろうと思う。 消費税引き上げを、私は支持する。 「お母さんみたいな意見の高齢者が もっといたらいいのにね」 と、むつは。 「いると思うよ。 若い人たちや未来の子供たちのために 自分の財布から 少しずつお金を出してもいいですよって。 それは自分たちの責任だって、 口には出さないけど考えてる高齢者は 沢山いるはずだと思う」 「そうだといいんだけどなぁ・・・」 ********* 赤字国債。 経済回復を図るため、赤字国債を発行する。 50年前、一年限りで認められたこの政策を 政府は オイルショック以来、バブルの数年を除いて、 景気がさえない時、わりといい時でさえ使ってきた。 その悪癖を、 いつまでこの国の政治家たちは続けるのだろう。 増税を回避することで ますます 赤字は膨張し、格差が拡大していく。 国民は、どこまでそれを容認していくのだろう。 消費税増税。 あなたは、やはり反対ですか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年06月11日 21時46分45秒
[わからん・・・] カテゴリの最新記事
|