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カテゴリ:ジョッキー編
昨年の南部杯で史上初の3連覇を達成しました
(幸英明騎手)去年はその1勝のみでしたから、よほど盛岡コースとは相性がいいんでしょうね。みなさんは左回りが下手だと思うかもしれませんが、決してそうではありません。内にササるのは東京競馬場だけ。あそこのカーブが大きすぎるのと傾斜が結構きついから。そのロスが響いて直線追い込んでも2着止まりになってしまいます。 確かにフェブラリーステークス、2年連続で2着。直線はすごくいい脚を使ってますね。南部杯は3回とも勝ちパターンが違います。これも他の馬にはできない芸当だと思います ポジションは関係なしにマイペースで走っていけたら、直線でしっかり伸びてくれる。以前は折り合いが難しかった馬でしたが、今はどんな流れにも対応できます。 3年前、最初の南部杯で服部調教師が“勝ったことも嬉しいが、折り合いがつくようになったのが収穫。これで距離も持つようになる”とおっしゃっていたことを思い出します 若い頃は熱くなってガーッと行って折り合いに苦労しましたが、南部杯優勝でひと皮むけました。そこから距離も我慢できるようになって、その年の東京大賞典(大井2000m)も勝つことができました。 今回は前人未到の4連覇がかかっています 正直、あまり気にしていません。もう9歳ですし、今年は強いメンバーがそろいましたから。ただブルーコンコルドのベスト条件は1600m。特に盛岡はスタート後の直線が長いので自分の競馬ができます。3、4コーナーもカーブもこの馬にちょうどいい。そこで一息入れることができるので、直線でいい脚を使ってくれるし、上り坂も向いています。ブルーコンコルドには理想的なコースです。 今の4歳世代は勢いがあります あの7歳世代を破ったんですから、非常にレベルが高いと思います。でも勢いある馬相手に勝ったらすごいでしょうね。 川崎記念から結構、間隔が開きましたが・・・・・・ 春当時は脚元がパンとせず、レースを使えませんでした。ですが、無理をしなかったのが良かったんでしょうね。今はかなり回復できたと思います。 幸騎手がコンビを組み始めて5年になります。関係者からお聞きしましたが、ずっと幸騎手が調教をつけているそうですね 自分にGIを7つもプレゼントしてくれましたし、状態をしっかり把握して実戦に臨みたい。その気持ちは今も変わりません。 最後にファンの方々にメッセージをお願いします 盛岡コース、そして1600mがベストの舞台。ブルーコンコルドの持ち味を最大限に引き出したいと思っていますので、応援よろしくお願いします。 幸英明騎手(昨年の南部杯にて) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年10月11日 10時03分51秒
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