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テーマ:マンドリン(261)
カテゴリ:マンドリン
楽器を演奏していると時々、このテーマが心に浮かんできます。
私の置かれている状況下でのとりあえずの正解は 「指揮者のもの」なのですが。 むかーし、 「演奏するときに、奏者と指揮者の関係はどうあるべきですか」 という、今考えると冷や汗モンの質問を著名な音楽のセンセイに ぶつけたことがありました。アオかった私。 優しいセンセイは「うーんそうですねぇ・・・」 とちょっと首をかしげたあと、こうお答えになりました。 「時と場合によります。ひとことで言ってしまえば 力関係、ですかね(笑)そこにもう一つ、 作曲者という要素も加えてくださいね。」 で、現在、指揮者が3名いる我が団では、三者三様。 60代、40代、30代。 奏者と指揮者のスタンスはそれぞれビミョーに違うし 同じ曲を3名が振ると、同じ箇所でも それぞれが要求する音が違います。 「他のパートが主旋律を奏でているから抑える」 と長年指導されてきた箇所を、今日は 40代が 「そこはフォルテて書いてあるでしょう、 今のはフォルテの音じゃなかったですね? 遠慮なく弾いてくだサイ」と指示されて、 黒を白と思え、と言われたぐらいに戸惑いました。 長年しみついた習慣とは恐ろしいものです。 ずっと一人の指揮者に指導され続けていた私たちには 指揮者によって曲想が変わると言う当たり前のことが 画期的と言うよりは革命的なことでした。 鎖国→開国→文明開化。 これからの道のりは明るい!? 指揮者に要求にこたえる、とか合わせる、というと 難易度の高いことに思えますが、要するに 「何色にでも染まるわよ」とリセットできる 柔軟で素直なココロが必要なのね?と思ったのでした。 脳も、カラダも、強化練習で疲れています・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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