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テーマ:詩と詞(ことば)(498)
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記憶の悲しみ
「なんでもないさ」 と君は言った。 「ふーん、そう」 と私は返した。 君の言葉の重い絶望に気付いたのは 20年後の春だった。 「なんでもないさ」 と君は言い、 「ふーん、そう」 と私は返す。 思春期の未熟さに歯軋りを噛み あの時の風がほほを通り過ぎた。 紙類の整理をしていたら、 裏紙に書かれた詩?を発見。 実際に経験した感情をベースに書いたものなので、 涙が出てきました。 書くことで古傷を癒そうとしたのでしょうか? 不思議なことですが、 この20年前のことは良く覚えているのに、 この詩を書いたときの事は良く思い出せません。 たぶん2~3年くらい前だとは思うんですが・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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