2010/07/20(火)07:41
高校野球の女子マネとドラッカー
夏の選抜高校野球大会の地区予選が真っ盛りですね。
我が家でも、娘が女子マネになったおかげで、昨年から高校野球にのめりこんでいます。
今年の夏の大会も、つい先日応援に行ってきたのですが、残念ながら負けてしまいました。
夏の高校野球選手権 posted by (C)Nao
3年生はこれが最後の大会となるため、試合が終わったとたん、泣き崩れる選手もいました。
最終的に勝ち残ったチームは、全国大会が行われる甲子園へと進むわけですが、負けてしまった学校でも、三年生引退後の新チームとなって、はじめての練習試合が入ります。
さて、そんなさなか、書店でタイトルを見て面白そうだったので娘に買ってきたのが、「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーのマネジメントを読んだら」と言う本です。
P.F.ドラッカーの「マネジメント」と言えば、経営学のバイブルのような本ですが、高校野球の女子マネとドラッカーを結びつけてしまうあたりの意外性が面白いです。
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら posted by (C)Nao
ストーリーは、主人公である高2の「川島みなみ」が、親友の入院を機に代わりに野球部のマネージャーを引き受けるところから始まります。
みなみは、チームを甲子園へ連れて行くことを目標に、監督や選手達と協力しながら、新しいチームを作り上げていきます。
ところで普通女子マネと言うと、選手のために用具を準備をしたり、スコアブックをつけたり。。。と言った雑用係的なイメージが強いですよね。
でもご承知のように、本来マネージャーの英語の意味は、まったく違います。
大リーグでは監督のことをマネージャーと呼ぶようで、何故日本だけが、現在のような女子マネと言う形になったのか不思議ですね。
みなみは、マネージャーになってから、そのマネジメントの本を読み、ドラッカーの教えを野球部のマネジメントに生かし、新チームで大会を勝ち進みますが。。。
ところどころにちりばめられたドラッカーの教えが、改めて考えさせられることばかり。
私達ビジネスマンにとっても、意外と参考になる本かなと思います。
著者は、作詞家秋元靖に師事しAKB48のプロデュースにも加わったと言う岩崎夏海氏。
なかなか面白い発想の一冊です。
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