車の思い出【A型フォード編】
おぎやはぎの番組『愛車遍歴』を観ていたら、A型フォード(動態車)が出てきた。1930年式だったが、所有者も公道では走ったことがないという。でも、私は走ったことがある!!もう、20年近く前の話。今は亡き義父が、「おれと同じ年(1929年生まれ)のA型フォードが欲しい」と言い出して、元夫が探した物だった。その中古車は、上野のほうにあって、義父と私で車を取りに行くことに。行きは電車、帰りはA型フォード・・・というわけだ。欲しいと言ったくせに、義父は自分で運転するのを嫌がり、当時はまだ左ハンドルにも慣れていない私が運転手に。走り出したら、途端に注目の的だ(当たり前だ)。途中、靖国通りの市ヶ谷あたりで「直子さん、喉が渇いたから、ジュースでも飲もうよ」と言われて(確か真夏でした)、自販機でジュースを買って2人で飲んだことだけが、道中唯一の記憶だ。その後、義父は通勤に使っていたが、今は元夫の不動車コレクションのうちの1台になっている。おぎやはぎの『愛車遍歴』