COCOON　DIARY

昨日はサッカーを離れ、
我が家のコロ助のやっているブレイキンのダンスのイベント、
BOTY（BATTLE OF THE YEAR）の日本大会決勝に行ってきました。
これは10人以内のチームで戦う全国規模の大きな大会。
ここで優勝するとドイツで行われる世界大会に出られる、というものです。
コロ助が楽しみにしていたのは、
大好きな大先輩のTO君、TA君がそれぞれ別のチームで予選を勝ちあがり、
決勝の舞台に立つからでした。
チームのみんなと応援に行ってきました。

私はこういう大会をきちんと見るのは初めてなんですが…
若者、すごいパワーでした。
なんかすごい熱いものを感じさせてもらいました。
なんというか…
健全なパワーがそこにありましたね。
どちらかというと健全すぎるくらい…
もう少し、ブレイキンダンスのバトルってダーティーな感じなのかと思ったけれど…
コロ助の先輩のTO君、TA君を見ても感じるのですが、
本当にこういうところに集まってくる人たちは爽やか…
ナリはB系だったりするのだけれど、目がきれい
大会を見に来る年齢層から見事に外れてしまっている私でも、
ドキドキしちゃうような若者、たくさんいましたよ。

まずはそれぞれのチームがショーケースを披露です。
6分以内で、自分たちで音を決め、構成を考えて作品を作ってきます。
みんなそれぞれによくコンセプトをまとめ、
お客さんを楽しませる作りこまれた作品を披露してくれました。
どのチームも技もすばらしいし、飽きさせないショーケースでした。

そして、ジャッジが上位４チームを選び出し、
決勝トーナメントに進みます。
コロ助の先輩には、どちらも残ってほしかったですが、
結果的にはTA君のチームだけが決勝に進みました。
その4チームによって、今度は15分のバトルで準決勝。
1位と4位、2位と3位がそれぞれ戦いました。
作りこまれているショーケースも面白いのですが、
やっぱりブレイキンはバトルが面白いですね。
DJがかける曲に合わせ、即興で音をつかんで踊る、というのは、
やっぱり魂が踊ってないとノリノリに見えないんですよね。
その上で、いかに相手をとらえているか、その場を楽しんでいるか…
見ているほうに伝わってくると、会場とダンサーが一体になる感じになります。
その感じがすごくいいですよね。
きっと一体感を感じた時は、踊っている人は快感だろうと思います。

残念ながらTO君のチームは準決勝で敗退。
その相手がもう一方の勝ち上がりと20分バトルで戦い、
結局そのチームが優勝となりました。

コロ助もすごいパワーをみんなからもらったと思います。
そして、ただ見るだけではなく、先輩がその舞台に立っていたということで、
かなりいろいろ刺激されたようです。
審査の合間はお客さんを退屈させないようにDJタイムがあり、
フロアにはみんなが輪になるサークルができて、
みんなが曲に合わせて踊ってました。
コロ助のチームメイト、みんなサークルで踊ってましたね。
大人に混じって、出て行くタイミングとか勇気、難しいんですが、
昨日はみんながすんなりと出て行き…
それを見ているのはとても楽しかったな…

最後のバトルまで見届けて、ジャッジは聞かずに帰ってきたのですが、
それでも帰宅は深夜になりました。
私はやっぱりおばさんなのか、会場の音にやられてしまい、頭痛がガンガン…
薬を飲んだら数分で記憶がありませんでした…
でも、とてもいいもの見せてもらったな。
コロ助がこの世界をずっと自分の中で大事にしていけるといいな、
ああいうパワーを体から発してくれる若者になってほしいな…
そんな風に感じました。