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テーマ:ダンスの話しようよ!(1381)
カテゴリ:コロ助のダンス
昨日も疲れて日記が更新できませんでした。
今のうちに昨日の日記を更新しておきます。 昨日は、私が念願の美容院に行きました。 ずっとずっと予定が合わずに切れなかったので、本当にすっきりしました。 ずっと切ってくれているbossさんにはベビーが誕生していて、 その写真を見せてもらったりW杯の総括について語ったり… 相変わらず居心地のいい、マイサロン、という感じのbossのお店でした… そのあとは、大好きなサンドイッチのお店に家族でランチをしに… そこで事件は起きました。 実は昨日、我が家のコロ助がやっているダンス、 ブレイキンダンスの大きな大会がありました。 W杯日本代表を決めるくらいの大きな大会… コロ助の先生も予選を勝ち抜いて残っています。 チームメイトの中には応援に行く人もいたし、 知り合いのダンサーさんもたくさん見に行く予定にしていました。 でも… コロ助は行かないというのです。 ギリギリまで待って、当日券で入ってもいい、と私は思っていたのですが、 この店にいる時にお世話になっているアネキダンサーから「行かないの?」とメール。 それをきっかけに私ももう一度促してみたのだけれど、ガンとして首を横に振る… たまに出るこのかたくななコロ助… こういうときは彼なりに考えていることがあるときで、 親がなんといってもたいてい動きません。 無理に動かしたとしても、彼の心は閉じているので見に行く収穫はないし、 こうなったら彼の心のままに行動するのがだいたいです。 それで後悔しても、チャンスを逃しても仕方がない… 私はいつもそう思うことにしています。 昨日はあまりのかたくなさに夫が口を開き、 「なぜなの?」と聞きました。 「なんとなく…」と心をごまかしてしまうコロ助。 夫は色々な角度から話を続けていましたが、コロ助はなかなかしゃべらない。 そのうちにぼたぼたと大粒の涙をテーブルに落とし始め、 責めているつもりではなかった私と夫は 「なぜ泣くの?」とやっぱり訊ねました。 コロ助はなかなかしゃべってくれませんでした。 幼くても、彼なりに心の葛藤やプライドがあるのでしょう… でも、よくよく聞いてみるとこういうことでした。 「焦ってしまうのだ」ということ… 上手な人を見るたびに、そういう風にできない自分に焦ってしまうのだ、というのです。 「それは練習量が足りない自分をごまかしているだけだよ」と夫は言います。 ロナウジーニョを見て、焦ってしまう子どもが何人いるでしょうか… 「すげー!ああなりたい!」とワクワクするのが普通じゃないでしょうか… 憧れで見られず、自分に焦りを感じてしまうというコロ助が、 私はなんだか切なくなってしまいました。 「人は人、自分は自分」だし、 こうならなくてはいけない、というものがあるわけでもありません。 いつまでにこうならなくてはいけない、というものでもないし、 「好き」ということだけが大事なんじゃないのかな、と思うのだけれど… なにかに追われるような、強迫観念がコロ助にはあるようでした。 この部分は親には救ってあげられないメンタルです。 同じ道を志している人であったり、先輩であったり… そういう人と話したり触れ合ったりすることで補われていくものなのでしょう。 ダンスを始める時、友人が心配してくれたことを思い出します。 「早く始めすぎて、メンタルの成長が追いつかないからかわいそうかもよ」と… これがそういうことなのか、と改めて思い知らされました。 結局昨日は当日券でも見に行くのもやめることにしました。 コロ助のメンタルの持ち方は間違っていると思います。 もっと素直にいいものを見ていい、素敵なものをみて素敵、と思えばいいんだけど… 間違っているんだけど、自分を追い詰めてしまうような今の状況で、 引きずるようにして見に連れて行くこともできません。 「Take it easy!」と言ってあげたい… でも、親の私の言葉では、彼の心は楽にならないのです… 「練習あるのみ、そこから逃げているんじゃない?」と夫は言います。 でも、練習すれば必ずできるような、そんな簡単なものではないから、 コロ助は行き詰まり、焦り、自分を追い詰めるのだと私は思います。 本来大人のやるダンス。 しかも、ステップだけじゃない、逆立ちや力技の練習は、 体の出来上がっていない、筋肉の強くないコロ助のような子どもには、 天性のセンスがなかった場合は本当に大変です。 多分一つの技を習得するのに、半年くらいかかるときもあるでしょう。 それは自主練する姿を見ていても感じます。 それでも好きだから、続けているんだけれど、 続けていてもうまくなっていかないとき、なにが心を救ってくれるのか… 大人の私でも考え込んでしまいました… 「今のままのあなたでいいんだよ」とコロ助には言ってあげたい… できない自分に負けずにやり続けてやり遂げる達成感の喜びを味わってほしいけれど、 それはどんなに時間がかかってもいいんだということを言ってあげたい… 私の言葉では心に響かないのですが… ならいごととしてやっていることの限界なのかな、と感じてしまいました… 受験勉強なんかと一緒じゃないのに… こんな風に考えてしまうコロ助はもったいないな、と思います。 でも、親の私もどこかでコロ助を追い詰めているのでしょうか… 間違った方向に彼を追い込んでいるのでしょうか… 親の私も迷ってしまったら、コロ助はもっと迷ってしまう… 考えていたら八方ふさがりになってしまいました。 考えることはない!ただ練習して踊るだけ… 結局はそうなんでしょうけれどね。 こういうとき、みんなはどこに救いを求めていくんでしょうね。 一人でその葛藤と戦っていくんでしょうか… 天才じゃない自分の子どもは、一人でそこまで全部やれるとは思わないのだけれど… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 18, 2006 09:28:10 AM
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