400891 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

COCOON DIARY

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

cocoon70

cocoon70

Freepage List

Calendar

Archives

June , 2024
May , 2024
April , 2024
March , 2024
February , 2024

Category

Comments

コメントに書き込みはありません。

Favorite Blog

葉山女子旅きっぷは… luana☆さん

Bchannail Bchan☆さん
ちのぴぃの雑記録 ちのっぴいさん
再挑戦への記録☆目指… ochie♪さん
エージェント・代理… 田邊伸明さん
September 14, 2006
XML
カテゴリ:息子のコロ助
今日の各社新聞に、
「小学校での校内暴力が急増」というニュースが出ていました。
文部科学省の発表を受けての取材から各社が記事を出しています。
言葉の暴力は日常茶飯事、
あるいはためらうことなく教師に暴力を向ける、など、
問題はかなり深刻化しているようです。

ため息の出るようなニュースです…
まさに小学生を抱えている保護者としては切ないし、恐怖です。

我が家のコロ助korosukeの学校でも、
問題は0ではありません。
学年のカラーというものがあり、
コロ助の学年はワキアイアイとした学年だそうなので深刻な問題は聞きませんが、
他の学年には問題が表面化している学年もあるそうです。

私が思うに、問題は二極化してます。
低学年の子供たちの、幼児に近い精神年齢の問題。
そして高学年の子供たちの、前倒しの思春期。
そこに、教師への敬意の失墜が加わってことは大きくなっているのでしょう。

参観日を見に行って感じたことがありますが、
今の子供たちは、低学年は大変幼稚です。
当たり前のようにいすに座っていられない子供が多い。
別に普通の子供なのに、ウロウロするし、
思ったままを口にして、TPOをわきまえない発言を繰り返す子もたくさんいます。
周囲の大人に対して敬語を使えない子供も多いです。
親が見ていてもおかしなくらい緊張感がなく、あまりに自然体に悪い…
自分の子供時代と比べても、精神年齢が低いんだな、と感じるのです。
だから、教師にあれこれ言われることで、駄々をこねるようにキレるのでしょう。
本来なら幼稚園のころに卒業しているようなことを、
小学生になってからやっている…
そんな印象があります。

逆に、高学年になると、「タルい」という雰囲気がクラスに漂います。
「チッ!」「ウザッ!」という発言と表情のない顔。
中学生の頃、自分たちがクラスで経験したような空気が、
今の小学生の高学年のクラスには漂っているような気がします。
情報があふれ、得ようと思えばどこまでも得られてしまう知識。
それに精神年齢がついていかず、
あまりにも急に成長を促されてしまい、
形にしたら火星人のような不均衡な頭でっかちの状態。
そんな風に高学年は見えます。
それに加え「人とは違う」ということを怖がる「横一線」を求める感じ。
そして、習い事や塾などの過度のストレスにより感じる窒息感。
これがくすぶり、ちょっとのことで爆発しているのではないかと感じます。

どちらにも、「家」のかかわり方を考えさせられます。
もちろん教育課程の見直しなどの全体的な問題もあると思いますが、
まずはそれぞれの家庭が見直さなくてはいけないことがたくさんあるような…

学校に入るまでに、教えておかなくてはいけない世間の常識があると思いますが、
それをしない人が多いな、いいんだ、それで、
と幼稚園時代に感じたことがたくさんありました。
子供がレストランで走り回っていても注意もしない親がたくさんいますが、
これは親が叱らないで誰が叱るんでしょう。
誰が「公の場ではこういうことはNOなのよ!」と教えるのでしょう。
教えてもらえない子供はそれでいい、と思って大きくなっていくんですよね。
今まで座らないでも誰にも怒られなかった、となれば、
座れるわけはないし、座れと強制されることはすごいストレスになるわけです。
「学校に行くようになったら先生が教えてくれるでしょう」という発言を聞いたことがあります。
それは学校の先生の役割なんでしょうか…?
こういう問題が積み重なって今の問題にたどり着いている気がします。

そして、学校に対する敬意の失墜、というもの自体もありますね。
親が教師に対する敬意を持っていない、ということを、
子供が感じているところがあるのではないでしょうか。
問題を解決しようとすると
「教育委員会に訴えてやる」と発言する子供がいるそうです。
ここまで極端じゃなくても、こういう傾向がある気がします。
子供同士のトラブルに担任がきちんと対処してくれない、
とすぐに教育委員会(校長先生飛ばしてます)に訴える親がいます。
「先生を変えてほしい」
「成績のつけ方がおかしい」
「クラスの編成が気に入らない」などで電話をする人がいる、
という話は実際にもよく耳にします。
クレーマーな人が増えているんですよね。
それを子供はきっちり見ているんですよね。
本当に訴え出ることが大事なところと、
なんでも小さな不満を思い通りに解決したいだけの場合と、
親が使い分けができていない人が多いような気がしてしまうんです。
「あの先生がおかしいのよ」という発言、子供はきっちり聞いてますよね。
本当に先生の責任なんでしょうか… その問題…

ここに、教師の質の低下、という問題も加わるから、
教師と家庭の信頼関係がなかなか構築できずに問題は深刻化するんじゃないかと思います。
解決策なんてあるんでしょうか…
現状、小学生を抱えている保護者としては、
子供がそういうクラスに当たりませんように、
無事に過ごせますように、
教師が当たりでありますように、と願ってしまうのが本音です。
これ自体問題だな、と自分でも思いますけどね…

敬意を持って他人を大事にする、ということを大切にする人になってほしい、と思います。
「学校なんて」とバカにせず、学校も大事にできる人になってほしい、と思います。
人とは違う自分に誇りを持てる人になってほしい、と思います。
日々、そう思って私も子供を育てているのですが…
それが通用しない現状も確かに今の学校にはあります。
理想と現実の矛盾。
教育、という言葉がすごくきれいごとに聞こえてしまう実際の学校の中。
こういうニュースを読んで「困ったな」とは思っても、
自分のこととは受けとめられないでいる私を含めての社会の現状。

本当に子供を育てるって難しい…
朝からブルーになってしまいました…





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  September 14, 2006 09:28:37 AM
[息子のコロ助] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.