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September 18, 2006
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カテゴリ:息子のコロ助
ここ最近の話なのですが、
我が家のコロ助korosukeと同じ学年(4年生)の、とある学校の生徒が問題を起こしました。
そのママから相談されて私もことを知りました。
人づてに聞いている話なので不完全ではありますが、
どうしても納得いかないのでプライバシーには触れられませんが日記にします。

ことの発端はとある小学校の休み時間。
どうしてそんなところでそんなことを、なのですが、
学校のとある階の渡り廊下から数人の男子が小石を投げたり蹴ったり…
すぐ隣に立っているマンションにぶつからん勢いで遊んでいたそうです。
その中の一個(または複数?)がとある部屋のベランダに面した窓にぶつかり、
割れはしなかったものの傷がついたそうです。
そして住人が音に気づいてベランダに出てきて怒鳴り、
それに気づいた一人が担任を呼びにいき、ことが発覚しました。

担任は、そこにいた児童から話を聞き、
自己申告で自分は投げたり蹴ったりした、と言った子供を連れて、
(疑問1)
その家に放課後謝りに行ったそうです。
もしもこれですべてが収まれば、それで事件は一件落着だったようで、
担任はそれぞれの家にも報告をしておらず、子供と担任の間で話は済むはずでした。
(疑問2)

ところが話はそれでは済まず、一夜明けてその住人が、
学校に電話をしてきて、やはり窓ガラスを弁償してほしい、という話になったそうです。
そこで担任から初めて該当者の親たちに連絡がいきます。
そしてその家のご主人も休みで立ち会える、という週末に、
担任と保護者(母親)がその家に再度足を向け、
話し合いの結果、結局ガラスを弁償することになったそうです。
(疑問3)
このガラスは学校側に向かっている部屋だということもあり、
特注サイズの防音ガラスだということで、数十万するのではないか、
という話なんだそうです。
今、業者に見積もりを出させている最中なの、という話をそのママから私は聞いたのです。

まず、私が感じた疑問点をいろいろと話す前の大前提ですが、
もちろん一番悪いのは、誰でもない石を投げたり蹴ったりした児童たち本人です。
小学4年生にもなって、そういうことをしたらどうなるのか、
そのあとどういう事態が起こるかもしれないか、
ということを考える想像力があまりに欠如しています。
それはもちろん一番初めに私が話を聞いて感じた感想です。
問題はその上でだ、ということを前提に読んでください。

疑問1
担任は、自己申告で「やった」と言った子しか謝罪に連れて行かなかったそうです。
そして、実際、言い逃れをしてしまった子もいたのです。
実は、住人が怒って怒鳴ったとき、
先生を呼びにいった子も石を蹴っていたのだそうです。
でも、「○○君たちが…」と先生に報告に行くことで、
自分はそこから逃れてしまいました。
内心、担任の先生は「その子もやっているな」と思った、とあとから語っているそうです。
でも、実際にはお咎めはなく、その子の親ももちろん知りませんでした。
謝罪だけで済んでいればそれは、
子供同士の中で、申告しなかった子は申告した子に借りを作った、
ということですむ話かもしれません。
子供同士の中で、誰が本当に正直で、誰がチキンだったか、
ということは暗黙の了解になっていくことなのでしょう。
でも、それで済むようなレベルなのでしょうか…?
ことは数十万のガラスを弁償するところまで進んでいるというのに…?
子供が正直で要領が悪かった家だけ泣き寝入り、というように見えて、
どうにも納得がいきません。
でも、先生の力では、これ以上の尋問もできないのが現実なのでしょう…
理不尽です。

疑問2
どうして担任はこういうことがあって一緒に謝りに行ってきました、
とその日のうちに保護者に連絡しなかったのでしょうか?
学校の中で起こっていることは親には密室のできごとです。
子供はすべてを自己申告するとは限りません。
子供同士の殴り合いなどのトラブルならいざ知らず、
学校の敷地の外の人に迷惑をかけて、謝罪にいくようなことになっているのに、
それを子供と自分だけで解決できると思っている教師は私には理解できません。
それは親に言いつける、ということではありません。
ただ、事実として、親に報告する必要はあったのではないでしょうか。
実際、この問題でも当事者の親は、
弁償ということに話が進んで初めて事態を知るのです。
それまでは、そういう子供の過ちについて、なにも知らされていませんでした。
全員が全員、ビックリした、という感想を持っています。
事件を起こした子供にも、その事実を知らなかったということにも、ですよ。

疑問3
これは個人レベルで片付けていいことなのでしょうか?
たとえば学校の団体保険でまかなうとかという具体的な方法があれば、
それが一番いいのだと思います。
こういう問題が起きたとき、世の中の学校ではどうしているんでしょう。
私には仕組みがわかりません。
でも、今回のことがあって、すごくそのことが気になりました。
我が家は賠償金の特約のついた障害保険を掛け捨てでやっています。
コロ助が幼稚園のときに、男の子の家は入っておいたほうがいい、
と先輩のママにアドバイスされ、
中学まではやっておこう、とかけています。
怪我のほかにも、こうしたものの弁償についても弁済してくれるのです。
個人レベルでできる自衛、というところですね。
でも、そういう保険に入っていない人もいます。
もちろん、やったことは事実ですし、
やった人が払うのは当たり前、というのはわかります。
でも、ことは学校の中で起きています。
しかも、休み時間とはいえ、家庭が学校に子供を預けている時間中です。
監督責任は学校にはまったくないのでしょうか?
弁償の話をしに行くときも、教頭も校長も立ち会っていません。
事実はわかりませんが、教頭も校長も知らないかもしれない、という推測もあります。
こういうことって担任と保護者だけで解決してしまうことなのでしょうか…
次にもまた起きるかもしれません。
一度起こったことを教訓に次は起こさないためにも、
きちんと保護者も教師も学校全体で向かわなくてはいけない問題のように感じます。
ガラス一枚ですんだからこういう風に考えるのでしょうが、
もしもこれが燃えているマッチを投げていて、
隣の家が全焼していたらどうするのでしょうか…?
投げた石が道行く人の顔に当たって怪我をしていたらどうなんでしょうか…?
小さい問題だからそれとは違う、とは私は思いません。
ガラスだから弁償すればすむ、ではないような気がするんです。
大きなことも小さなことも、根っこで起きていることは一緒。
小さな問題をみんなできちんと考えないから、
「プライバシーの侵害だ」とか、
「それは個人レベルだ」とか、
「責任の所在は」なんて小難しいことばかり大人たちが考えているから、
失敗から子供たちが学べないんじゃないでしょうかね。
くだらないでしょうか?
そういうこと、しっかり考えるって他人事ですか?
話を聞いたとき、もしかしたらその石を投げたのは、
うちの学校だったらコロ助だったかもしれない、と私は考えましたよ。
「うちの子に限って」なんてこと、どの子でも絶対にありません。
出来心と好奇心と集団心理で、子供たちはときにとてつもないことをやってしまうものです。
いつ、その当事者の親子に自分たちがなるかもしれない、
という意識をみんなが持たなければいけないんじゃないかなぁ…
でも、誰も知らないで、その問題は一部の人の弁済、ということだけで終わってしまう…
誰も検証しない…
誰もおかしい、と声をあげない…
聞いてもみんな、「うちじゃなくてよかった」というにすぎません。
それでいいんでしょうかね…

もちろんこのことは、その当事者のママにも言いました。
でも、そのママは当事者のママですから、
「うちの子がやったことは事実だから、うちはうちで償いをするだけよ。
そんなにいろいろと思ってくれてありがとう。
でも、うちの子がやったことが全部悪いんだから、他の人にどうこう言える立場ではないの。
問題を他人のことのようにすり替えることもできない。謙虚に反省するだけよ」
と言っていました。
そうかなぁ…
もちろん反省は必要だけれど、それと問題を考えなくていいことは一緒じゃない気がするけど…
と私は思いましたが、傷心の彼女にそれ以上詰め寄ることもできません。
今、私は友人として彼女にどうしてあげるべきか、考えてしまっています…

もしももう今年は同じような事件は起きなくても、
来年、また同じ場所から、来年の4年生は石を投げるかもしれない。
そのとき住人は「昨年も同じことがあったのに、注意していないんですか?」というでしょう。
そして「昨年は弁償してもらったので今年もしてください」というでしょう。
2回目の当事者の親たちは
「こういうことが起きる場所だとわかっていたのに、ネットを張るとか、
注意を促す、ということを学校はしなかったのですか?」というでしょう。
でも、昨年の実績があるからきっと弁償することになるでしょう。
個人でもまかなえない金額ではないから、そしてまた誰もそこで立ち止まらない…
なんだかおかしい…
なにが、とうまく言えないのですが、おかしいと思うんです…
私がおかしいんですかね…?





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Last updated  September 19, 2006 01:04:03 AM
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