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テーマ:小学生ママの日記(28642)
カテゴリ:息子のコロ助
もうすぐ春。
我が家のコロ助も、卒業ではないけれどクラス替え。 今のクラスはもうすぐ終わり。 先日は最後の保護者会もありました。 女の子は精神年齢も高いのか、 クラス替えを惜しむ声があちこちから出ていたそうで… バイバーイ、と無邪気に最後の日を迎える男の子と比べて、 一日一日を惜しむように、大切に、 学校に通っている、という話を聞いたりして… さっき、コロ助帰宅しました。 なんとなく元気がない。 今日の予定は?と聞くと、 これから児童館に行く、と言います。 誰と?と尋ねると遊び相手はクラスのAちゃん。 仲良しのガールズの一人です。 女子だけどサッカーもしているしスポーツ万能。 頭もよくてすごくさっぱりしている、というAちゃん。 コロ助と遊ぶことも多い、本当に中性な子なんです。 たいてい遊びはかか卓球か… コロ助よりも全然上手だったりするガールズです。 そんなAちゃんと遊ぶというのに元気がないコロ助。 どうしたんだろう…? 結局、出て行くときにためらうように振り向いて、 「明日、先生に怒られるんだ…」と言い出しました。 通学路がバラバラのコロ助とAちゃん。 遊ぶ約束を決めながら帰ってきて、 Aちゃんがコロ助の通学路の方から回りこんだようで… 昨日はその逆で、コロ助や友人UがAちゃんの通学路を回ったのだけれど、 今日はAちゃんがコロ助のほうから… そうしたら信号の所に立っている主事さんに見つかって、 通学路以外を通って帰るのはいけないよ、となり、 クラスと名前をAちゃんが言わされてしまった、というのです。 「明日Aが先生に怒られる… でも、オレのせいだから…」 そうか、コロ助、それで落ち込んでいたんでしょう。 「で、あなたはどうするの?」と聞いてみると、 「オレのせいだから、って先生に言いに行く。 だから明日は先生に怒られるかもしれないけど…」 って下を向いてしまいました。 でも、そうだね、そんなときは、きちんと説明してあげて、 怒られるなら一緒に怒られてきたほうがいいね、 って私が言ったら、 「うん!」って急に元気になり、 児童館へと出かけていきました。 コロ助も惜しんでいるんです。 学校からの帰り道も、 ちょっとしか遊べない放課後も… 学校のルールはルールだから、 主事さんや先生が怒るのは仕方がないことだけど、 でも、回り道してもしゃべりたかったり、 一緒に帰りたかったりする気持ちはよくわかります。 きっと分かれてしまう大事な友達… クラスが離れても遊べないことはないけれど、 席替えや、係り決めや行事の進行や… そんなたわいのないことを一緒にやりながら、 楽しめる時間はあと少しになってしまったんです。 そんな気持ちにコロ助もなっているんだな、と思ったら、 一緒に怒られてくる、って言った言葉に、 なんだかキュンとなってしまった私でした。 別れがあれば新しい出会いがある。 きっとまた、新しい友達がコロ助を待っているのだろうけれど… その前の別れはやっぱり寂しいし切ないですね… 春なんですね… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 6, 2007 05:40:50 PM
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