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テーマ:サッカーあれこれ(19824)
カテゴリ:サッカー
昨日はU-22のシリア戦。
他の試合に関係なく、 日本は勝てば予選通過を決めることになる、という試合でした。 とはいえ、最初から見ることはできず、 私が見たのは前半の終わりかけ。 本田君の得点シーンの直前からでした。 ということで、しり上がりに調子を上げたシリアがよく見えて、 前半飛ばして後半からおとなしくなってしまった、 と解説されている日本の悪いところばかりが目について、 録画してあるのですが、 すぐに前半から見直そう、という気持ちになれない終盤になりました。 感想。 スタミナがない。 変なところで自分たちに自信があり、 変なところで自信のない部分がプレーに出てました。 2点リードしているのに、肉迫されているかのようなアップアップな後半。 シンプルに、自分たちの形を試していけばいいのに、 2点リードしているから、セーフティーを意識しすぎていたのか、 相手のカウンターを意識しすぎていたのか、 自分たちの形は影をひそめ、 上の世代でも言われている「相手に合わせてしまう」サッカーはここでも顕著… それと、シンプルにキープ、 リズムを出すためにボールも人も動く、 ということを心がければいいのに、 みんなの意志の統一性が感じられず、 なんとかクリアして、一人一人の気持ちだけでボールが動き、 考えていないところで取られて応酬され疲れ… その繰り返しだったように感じました。 なぜ、こねくりまわす悪い癖はどの世代になっても変わらないのでしょう。 もっとシンプルにボールを動かし、 スペースを作っていくように隙を狙う、ということが、 リードしている中でもできないのでしょう。 やっぱり私の中では、 ポゼッションをあげつつ更なる得点を狙って、 相手をパス回しで崩していく、というサッカーが理想と思ってしまうので、 変に自分の技術に酔ったようなひとりよがりな持ち方は好きじゃないですね。 前園氏が梶山君ほめてましたが、 私が見るころには、 いつもの東京でのよくないときの梶山君になっていたような… キープはする、でも、あっさり取られる部分もある… そこで取られたらどういう応酬を食らうのか、ということ、 いい加減学習してほしいな、と思います。 自分のスキルが高い人というのは、 そういう面で謙虚になれないものなんでしょうか。 平山君も、私が見ている限りではいいところなし… 寂しかったです。 ここで終わりじゃない予選。 最終予選の組み合わせも見えない今、 最終予選が不安でなりません。 チームの仲間のボールのほしがり方、 こういう形で受けるとすごくいい、というスタイル… そういうものもしっかりと把握して、 チームとしての成熟をはかってほしい。 どうしても、個人のスキルの自慢大会になっているような気がして、 最近の代表はどの世代にも、チームとしての魅力を感じません。 オールスターを見ているんじゃないんだから… もっとチームを愛して、代表を愛して、 チームとして成熟するために必要なものはなにか、を考えてほしいな、 と思いました。 選ばれるために必死なのもわかりますが… 個人のアピールだけではだめだ、ということに気づいてほしいな、と思います。 ともかく2点入ってよかったですけど… すみません、どうしても今後を考えるとそんなこんなが口をついて出てしまう私です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 19, 2007 03:28:39 PM
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