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テーマ:サッカーあれこれ(19824)
カテゴリ:サッカー
深夜のテレビ放送を見ています。
結果を知らないまま、延長戦まで来ています。 U-20の日本×チェコの試合です。 決勝トーナメント一回戦です。 そこまで見ていて感じたことを書いておこうと… A代表は見た翌日まで感想を書かないのに、 こちらは試合が終わっていないのに書き始める、というかきたてられる気持ち… 色々と感じるものがあるんですね。 実は今回、この世代をちゃんと試合を見るのは初めてになりました。 見たい気持ちがありながらいつも途中で寝てしまい… 録画もしていなかったのであとからも見られず… で、選手の顔と名前も半分くらい一致しないまま、見始めることになりました。 第一印象のこのチーム。 若い、荒い、やんちゃ… 前半はそれがいい形に動いていきます。 すごくいい顔してて、「なんだよ、チェコ、こんだけかよ」って感じの、 鼻っ柱の強さがいい感じに出ていて、見ていて気持ちがいいくらい… そんな中、先制点も入り、ますます調子に乗ってワンタッチツータッチで回していく。 この世代、パスがうまい。 日本は総じてパスがうまいけれど、強くてうまい、というのかな。 かなり強めにはたきながらつないでいく感じが好感触。 これを磨いていかれれば、それは絶対に武器になる、と思います。 ただ、うまい人が身長低めなのが気になるところ… 飛びぬけた高い選手はいないな、と感じました。 あとは、運動量が豊富だな、と… 攻守に渡り、よく走る選手が多い、という気がしました。 後半になっても、「やんぞ、こら」って感じの鼻っ柱の強さは続き… 老婆心のお姉さんは「危ないぞー、その安心した感じ」って思ってました。 後半早々にもらったPKの瞬間またやな予感。 1点取ってて後半立ち上がり早々の追加点。 状況としてはちょっと喜びすぎじゃない?ってほど喜びすぎ… PKもらった田中君のガッツポーズもさることながら、 やっぱり鼻についたのはデカモリシが決めた後のパフォーマンス。 みんなそろって楽しそうに「カメハメ波」はいいけれど、 相手は予選をくぐってきているチェコですよ。 このまま終わるわけがないじゃない。 いつか流れが相手に行く瞬間がある。 こんななめたパフォーマンスして、相手がムカつかないわけがない… 火つけちゃうんじゃない?って… そうなったとき、持ちこたえられる力、あるの?って… 予感的中。 だんだんチェコに流れが行き始めると、 鼻っ柱の強さが一転、挙動不審な不良少年みたいになってしまう。 チェコはロングボールでDFの裏へ、裏へ、というボールが増えてくる。 これを、ワンバウンドさせてしまえば、競るのは難しい。 日本は疲れてるのか、寄せがちょっとずつ甘くなってきてたし。 先日のA代表と同じで、「ぬるい」プレーが出始める。 そんな感じでボールがだんだんチェコのリズムにはまっていってしまう。 そして、相手もファールを誘っているし、 ペナルティーの中では相手に乗せられないで… って思い始めた矢先、入ったばかりの青木君、軽率なチェックでPK献上。 ああ、やっちゃいけない、を地で行っちゃった、って感じがしちゃいました。 ここで流れを断ち切れればいいけれど、 目線のおかしい不良少年状態はまだ続いていて、 落ち着かせたい時間帯に、相次いでキャプテン福元君がPK献上。 完全に我を失ってましたね、チーム全体で… あっという間に同点です。 「カメハメ波」は効きませんでした。(ほらー、だから…) ニ点取られ、 言ってみれば二発ぶん殴られ、やっと目が覚めた感じ。 そこからは自分たちのサッカーを少し思い出してきたのか、 ちょっと前半の彼らの片鱗を見せつつ、でも、疲れもあり、決めきれず… そんなこんなで延長に入っていったのでした。 やんちゃだ、彼ら… とにかく鼻っ柱が強くて、面白い。 やたらと暴れ馬みたいだったのに、一気に流れを失うところも若さが出てて、 トゥーロンでも最後はバカみたいな点差で負けてきたけれど、 それと同じことをまだ繰り返していて… 黄金世代みたいにサラブレッドでもないし、 アテネ世代みたいにスマートな好青年たちでもないし、 ほんと祭りにつどってくるやんちゃな奴、ってイメージ。 北京世代とも全然違うな… 北京世代はおとなしすぎるから、真逆な感じ。 でも、面白いのかも、って思う… こりゃ、コーチや監督も、怒りがいがあるんじゃないかな… PKを献上したのは自分なのに、 なぐさめられたらその手を振り払うほど鼻息がすごかったキャプテンもすごかった… あんな強い感じのキャプテンは最近の若い世代にはいなかったよね。 そういう意味では、調教しだいでは面白い世代なんじゃない?って思う… 金だったり赤だったりロン毛だったり… アピールに余念がないところもやんちゃだし、 ベタすぎてちょっと見てるのが恥ずかしくなっちゃうけど… 2年後、3年後は楽しみな世代なのかもしれないな、って初めて感じました。 そして、まだ延長戦は続いていて… チェコは一人少ないんだけど(モヒカンが途中で退場で…) ある意味、結果はどうでもいいや… って気持ちの私です。 (おかしくない、それ…???) ここまででいったん更新したんですが、 その後結局PKまで見ました。 延長戦の終わりに藤田君がチェコの選手を小突き、一発レッド… そんなおまけがついてしまってPK戦へ… PKっていやでもドキドキしてしまって… でも、やっぱり一人目が外したところから、 流れをもう一度呼び寄せられないままに終わってしまって… すごく悔しいPK戦になりました。 金髪とか赤いのとか色々いたけれど… 私が一番目がいいな、と思ったのは柏木君。 そして、プレーが好きだな、と感じたのは田中君でした… 彼らの夏は終わりました。 収穫は… たくさんたくさんあった試合でしょう。 この悔しさは、バネにしなくちゃいけない… 眠れないほど悔しいだろうから… 必ずバネにしなくちゃいけない、と思います。 そういう意味でも2年後、3年後が楽しみな世代かもしれません。 お疲れ様… (そして、こんな時間です…現在午前3時です) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 13, 2007 03:03:44 AM
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