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数年前…、いやもっと前になるのかしらん。
四谷の知り合いの事務所によく行く機会があったころ、 途中にある若葉のたい焼きにハマったことがある。 しっぽまで入ったこっくりと甘いあん。 それがところどころ透けて見える薄い皮の、 ややくったりとしているところが好きだった。 新橋から銀座へ向かう一角に佇む、 小さなたい焼きやさんを見つけたのは2年ほど前のこと。 「銀座並木通り 櫻家」 ひっきりなしに店先にお客がいるあたり、かなり美味と踏んで、 今年に入って一度“買い食い”して気に入ってしまった。 先週の金曜日によってみると、会社帰りのサラリーマンやOLで行列が。 ひとつはその場でぺろり。そして週末のおやつにもうひとつ。 ここのたい焼き。 圧巻はワッフル級のこのボリューム。 厚さは4センチほどにおよび、寝かすよりも立てて置きたくなる。 現にこのたい焼きは、あんこがつめられた後立てた状態で 仕上げの加熱がなされる。 焼き上がりを待ちながら、その製造工程をガラス越しにみていると まるでキスし合うように並んでいる様子が愛らしい。 そのフィニッシュの賜物なのか、皮の表面はサクっと香ばしい。 中はホワっと柔らかく、さらに内側はあんともっちりとからんでいる。 美味だ。 二股になった尾ひれから、あんがはみ出すスタイルもユニーク。 ずっとりとしたボリュームながら、あんが甘過ぎないので、 ペロッといける。 平日は深夜1時まで営業しているというのも、 銀座を控えた場所柄ということなんだろう。 きっと銀座のオネーサン御用達に違いない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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