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休日出勤の危機にさらされる繁忙期から一旦解放されて、
週末二連休のペースをすっかり取りもどしているせいか、 一日きりの祭日はどうにも落ち着かない。 休み明けの仕事がひどく気になっていることも大きな原因だとはいえ、 環境が変わると、人間あからさまに贅沢になるものね。 仕事のことが頭から離れず、あまり気分のよくない寝起き。 胃のあたりがずしんと重く、食欲もない。 冷え切った部屋。 窓越しにみる、どんよりとした冬の空。 窓ガラスに触れただけで、窓を開ける気にもならない。 平日の呆れるほどつまらないテレビ番組。 BSの通販番組をみるともなく観ているうち 取り溜めている映画を観ればいいんだ…と気付く。 ひとつめはレボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで。 ディカプリオとケイト・ウィンスレットという、 タイタニックコンビが競演することで昨年話題になった…のかな? あまり記憶がなかったんだけれど、内容はなかなかヘヴィー。 閑静な住宅街にこどもふたりと暮らす誰もがうらやむ夫婦の、 人知れず抱える夢と現実の葛藤。 所詮は赤の他人の男女が夫婦として同じ夢に向かって生きる難しさとか、 生きる意義とか、心の持ちようとか、はては感情の伝え方まで なんだかひどく考えさせられる映画だった。 窓の外と同様、どんよりとした気持ちになった。 その後、なし崩し的に観てしまったのがWOWWOWでやってた春の雪。 妻夫木聡と竹内結子の悲恋モノ。 竹内結子はキレイだけれど、役回りが違ってもキャラが変わらない。 何をやってもやっぱり「竹内結子」なのだ。 ストーリーは、妻夫木聡扮する松枝清顕のアンポンタン振りが招いた あんまりなお話し。 図らずもふたつの映画に共通するのは「妊娠」だったりするのだなぁ。 しかもそれがストーリーの大きな転換のきっかけになっている。 ネタバレになるからこれ以上は書けないな…。 どちらも、是非に!って作品じゃあなく、 見終わって幸せな気持ちになりたいときは避けたほうがいい。 だったらネタにすなって? まぁ、それもそうなんだけど、今日はお薦め映画の話しじゃない。 そんなわけだから、最初のどんよりに追い打ちがかかって、 お空同様、ずっしりと暗い気持ちの一日だったってことのレポ。 まぁ、そんな日もあるさ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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