人間万事塞翁が馬

いよいよ始まりましたね。高松塚古墳解体作業。

大丈夫なのかなぁ？ここまでくるのに、いろいろやてくれましたからねぇ～。

私基本的には反対派なんですが、でも写真でもＶＴＲでもない生の絵を、見れるんなら見たいですね。

たしか去年だね？キトラ古墳の白虎が見れたのは？

感動でした。我が先祖たちの描いた絵を、今見れるなんてほんと感動でした。

そういった意味では、是非見てみたいとは思いますが・・・・。

でも、故人のことを思うとねぇ？いくら、歴史の解明の為と言えども墓荒らしには違いないからねぇ？

今年の７月頃までかけて、１６枚の石板ばらして、１０年かけて修復し元に戻すとか？

二度と作ることの出来ない文化財。私たちの子供のためにも、孫の為にも何とか残して欲しいとは思うものの、そ～っとしといて欲しいって気持ちもあるよねぇ？＿

高松塚で眠ってた人は、今頃天国からどんな気持ちでこの作業を眺めてるんだろうなあ？

明日香と言うと、ちょうど今石舞台古墳の横の公園では、桜が満開なはず。

毎年我家のお花見は、明日香って決まってるんですよ。

春の陽気の中で、ヒラヒラと舞い散る桜の花びらを受け、遠くに子供たちの声を聞き、ウトウト眠るあの気持ちよさは、何物にも変えがたい物がありますよね。

古代人たちも、恋人や、家族とそうやって桜を楽しんでたかと思うと、これまたロマンを感じます。

ああ・・・書いてると行きたくなって来ます。読んでいて、行きたくなったあなた。

是非、春の明日香へ行ってみて下さい。菜の花、蓮華、桜があなたのお帰りを待ってます。