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カテゴリ:旅
商店街を歩くと、活況を呈しているようなところでも、よくみるとところどころシャッターを閉めている店があることが多い。そしてまた、目立つのは飲食店、総菜屋、洋品店、携帯ショップ、ドラッグストアなどで、金物屋、雑貨屋、書店はあまりみかけない。ましてや昔ながらの喫茶店というのものはほぼ絶滅危惧種ではないか。 思うに、食品や安価な衣料品、日常の消耗品は比較的買う頻度が高く、こうしたものは地域に売っていないと困るものなどだが、蒲団や大型雑貨はめったに買うものではないので、小売店というのはなりたちにくくなっているのだろう。いずれも、大型店やネット通販に押されている上に、特に書籍は販売そのものが少なくなっている。 そんなわけで最近行く機会のあった二つの商店街について書いてみる。 まず横浜の弘明寺の商店街である。ここもやはりシャッターを閉めた店と飲食店や総菜屋などが混在しているのだが、まだまだ元気があるようにみえる。出かけたのはちょうど桜の頃で、商店街の真ん中を横切っている大岡川の観音橋の上は花見客が集まっていた。 次は墨田区の鳩の町商店街。この辺りは昔は赤線地帯だったそうだが、細い商店街にはそうした雰囲気はない。ただ、シャッターどころか普通の民家になっているところも多く、正確には元商店街と言った方がよいのかもしれない。それでも、鳩の町商店街というアーチだけは今も残っている お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025年04月18日 16時43分12秒
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